私、メカフェチなんです。
私、何を隠そうメカフェチなのです(笑)。
アンプの中身とか見ると、ついついウットリ見とれてしまいます。
一時期オークションに嵌っていました。
だって、昔憧れたオーディオ機器が数千円で落札できたりしたからです。
値段が値段ですから普及機なんですけどそれで良いのです。
それでアンプを落札するとボンネットを外しては中を見て、
独りでフムフムと頷いたり、ニヤニヤするわけです。コワッ!
これはYAMAHAのA-950。
学生時代に買って、就職してからも使っていた機種です。
その後、保護リレー不良となったので廃棄。
写真は懐かしくてオークションで落札したものです。
銅メッキフレームが美しい。
L字型のヒートシンクがなかなかオシャレ。
大型コンデンサーが4つ並んでいてパワフル。
トランジスタを厚い銅板で固定しているのが高級。
などなどと思って眺めるのが楽しいです。
これはTRIOのKA-7100D。
TRIO初のDCアンプの最下位機種。
当時この値段ですら小遣いとお年玉では買えませんでした。
オークションで見て堪らず落札。
メタルキャン・トランジスタというだけでワクワク。
ヒートシンクがフレームと共用の合理化。
入力切替スイッチとフォノEQが背面に取り付けてありノイズ考慮。
プリアンプ部はフロントパネル側の1枚基板にすっきりまとめ。
このクラスにしては大きめのトランス。
などなどと思って眺めるのが楽しいのです。
実はこいつ、パワーアンプ部の小型電解コンデンサーを全て交換し、
半田付けのやりなおしまでしました。
他にいくつも買ってしばらく使ってはオークションで処分の繰り返しです(笑)。
そしてレコードプレーヤーは動くメカ部が直接見えるので、これまた楽しい。
これはMICROのMA-505。
とても巧妙な方法で針圧を印加するダイナミック・バランス型の
トーンアーム。根強い人気がある機種です。
これも昔憧れました。手にして使ってみてちょっと感動。
アームの有効長が短いので、ターンテーブルに近づけて
取り付けなければならないのが少々難。
いや~、でもこのメカは見ていて惚れ惚れします。
これはPIONEERのPL-50改。
落札したらトーンアームに少しガタつきがありました。
モーターは優秀なのに残念。
というわけで、アームだけはずしてオークションへ。
かわりに元箱入りの一式揃ったMICRO、MA-202を安めに落札。
これもキャビネットの穴を削って、アルミ板を介して取り付けました。
このアームはコンディションが良く、使いやすいものでした。
なかなの仕上がりでしょ。アルマイト仕上げのシャンパン色のアームが美!
これも眺めていて楽しかったなあ(笑)。
実はこれを使っていたときにモーター不良のDP-3700Fも落札してしまいました。
それはモーターを修理して、アームをFR-54に換装して現在に至ります。
まだ東京にいた頃の話です。
甲府に帰ってこなければならす、どちらかを処分することになりました。
これは正直悩みましたよ。悩んで悩んで夜も眠れず。
というのは冗談ですが(笑)、結果DP-3700F改を残しました。
PL-50改はなくなくオークションに出品。良心的な価格ですよ。
これが驚きの展開に!
業者が落札したらしく、すぐに落札価格の1.5倍で出品していたのです。
いかにも良品風に、それも私のセールス・ポイントをそのまま流用して。
それに気付いたのは業者が売ってしまったあとです。
まあ、私も売った以上はとやかく言うことではないのでそのままでしたが、
その手口に驚きましたね。
さて、
今、ジャズ友のtommyさんからレコードプレーヤーを買いたいという相談を
受けています。
メカフェチの私、なんか久しぶりにうずいてます(笑)。
めぼしいオークションをウォッチリストに追加。
自分のじゃないのにそわそわ。
お節介オジサンと化して、tommyさんにあれやこれやと。
私の悪い虫をうずかせないで下さい(笑)。tommyさん!
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コメント
いっきさん、こんばんは。
よろしくお願いしますね(笑)。
んで、いろいろ眺めていると、レコード・プレーヤーって超高級品じゃないと、もう新製品は出てこないでしょう?多少は進化しているのだろうけど、必要のない進化(笑)。
何とか融通の利くターンテーブルとアームを手に入れて、木工部はオリジナルで作りたいというのが最終目標。アクリルでもいいけど。
とにかく改造した〜い!デザインを変えたいんですよ(笑)。
そのためにはしっかりしたパーツの製品で遊びたい。
まずは1台目はいい感じの既製品を手に入れてから、レコード・プレーヤーのお勉強ツーことです。次は改造オリジナル制作のパーツ選び。
数字的には図面も探さなくては(笑)。
投稿: tommy | 2009年3月25日 (水) 03時51分
アニキ、こんにちは。
昔よく基盤や小さい部品(よくわかりませんが)を買ってきては半田づけしてましたよね。半田の匂い、今でも覚えています。ムリ言って半田づけさせてもらったこともあったなぁ…
投稿: ぴくるす | 2009年3月25日 (水) 13時04分
こんばんは。
tommyさん。
最近のプレーヤーはほぼ海外製なので、ユニークな発想の製品が多いと思います。だからその発想に共感できればそれはまた楽しいんですよ。基本は超高級ですが、比較的安いモデルもあります。とは言っても20万以上はしますが・・・。
プレーヤー自作ですか?70年代的な懐かしいパターンですね(笑)。
tommyさんはレコード・プレーヤーとの付き合いにブランクがあるので、まずはなじむ期間が必要なのだと私も思います。
私はオーディオ絶頂期の日本製(DENON+FR)と比較的新型のイギリス製(ROKSAN+SME)の両刀使いです。どちらにも魅力があります。
ぴくるす。
小学生の高学年から中学生の頃に、「甲府ラジオパーツ」で部品を買っては電子工作をしていたんだよね。
NHK教育の「みんなの科学」って番組を見ていんだけど覚えてる?触ると「ビリッ」としびれる「電子ビックリ箱」とか作ってぴくるすにいたずらしたりとか(笑)。
半田の匂い覚えているのか~。ヘェ~。あれ鉛が入っているから、実はたくさん吸うと良くないんだよね。半田づけしたことあるの?全然憶えていません(笑)。
投稿: いっき | 2009年3月25日 (水) 20時22分