スペシャル・エディションって覚えていますか?
私が最初に聴いたチコ・フリーマンといえばこのアルバム。
1年くらい前に拙ブログで紹介していますが再登場です。
最近手抜きが多い(笑)?
ジャック・ディジョネット・スペシャル・エディションの『インフレーション・ブルース』(1982年rec. ECM)。メンバーは、ジャック・ディジョネット(ds,p,clavinet,vo)、ジョン・パーセル(as,bs,a-fl,piccolo-fl,a-cl)、チコ・フリーマン(ts,ss,b-cl)、ルーファス・リード(b)、バイキダ・キャロル(tp)です。
ジャズを聴き始めてまだそれ程経っていない頃に買ったアルバムです。ディジョネットのドラムのキレ味には当時ホントにビックリしました。ジャズ・ドラマーって凄いんだな~と思いましたよ。このアルバムでも1曲だけピアノを弾いています。タイトル曲ではクラヴィネットを弾いて小粋な歌まで歌っちゃうんだから困ったものです(笑)。
フリー寄りの曲もあったりで近寄りがたい部分もあったのですが、不思議と惹かれるものがあり、当時は結構愛聴していたのです。フリー系の演奏の間に、和み調の《エボニー》と、ディジョネットが歌うレゲエの《インフレーション・ブルース》があったから、なんとか聴けたのかもしれません。フロントの3管がそれぞれ頑張っているのも忘れてはいけません。
スペシャル・エディションは5作目まで聴きましたが、3作目のこれが一番気に入っています。曲想もバラエティーに富んでいて、単に硬派な演奏だけじゃなくて、先ほどあげたような肩の力を抜いたような演奏もあるところが良いと思っています。でも実のところは最初に聴いたから良いのかもしれませんが・・・。
今聴いても新鮮に響くのが不思議です。
ディジョネットの音楽性ってやっぱり凄いと思います。
ジャケットのポートレートもカッコイイでしょ(笑)。
アルバム名:『Inflation Blues』
メンバー:
John Purcell(a-fl,p-fl, as, bs, a-cl)
Baikida Carroll(tp)
Chico Freeman(b-cl, ts)
Rufas Reid(b)
Jack DeJohnett(ds, p, clavinet, vo)
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