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今日は楽しく!「高野雲の快楽ジャズ通信」

昨日は高野 雲の快楽ジャス通信22回目
「ヨーロッパのジャズフェス事情」です。
ゲストはコルトレーン研究家の藤岡靖洋さんです。

放送の内容は高野 雲さんのブログ:快楽ジャズ通信をご覧下さい。
かかったCDも紹介されています。

今回のゲスト藤岡靖洋さん。
本業は大阪の呉服屋さんにして、世界的なジョン・コルトレーン研究家です。
一年の4,5ヶ月は海外暮らし。
海外で講演されたり、ジャズ・フェスに行って雑誌に取材記事を投稿されたり
しています。

西フランスの「アンティーブ・ジャズ・フェスティバル」の話などで最初から
盛り上がります。
藤岡さんはそのフェスティバルに魅せられて、
世界中のジャズ・フェス巡りをするようになったんだとか。
そのフェスティバル会場近くにトップレス・ビーチがあってそれが良いとも(笑)。

バックにはクラリネット奏者ガブリエラ・ミラバッシ《地中海組曲》が流れます。
ガブリエラ・ミラバッシは、澤野公房で有名なジョバンニ・ミラバッシの弟です。
ピアノはエンリコ・ピエラヌンツィ。ベースはマルク・ジョンソン。
このアルバムはヨーロッパでもかなり高評価だそうです。

今日はイタリアのペルージャにあるエジュア・レーベル中心で行きます。

前述のガブリエラ・ミラバッシのアルバム『Lo Stortino』から《クラマラ》

クラリネット、アコーディオン、チューバ、パーカッションという編成。
ガブリエル・ミラバッシ作曲です。

民族音楽、エスニック系のジャズですね。
チェンバー・ジャズです。こういうジャズも面白いんですよ。
チューバによるベース・ラインって結構気持ち良いんですよね。
アコーディオンとクラリネットのソロも良いと思います。
程好い哀愁メロディーでさわやかな感じです。
(これ以降緑字は演奏を聴いての私の感想などです。)

曲後雲さんは「ジャズというよりはヨーロッパの音楽。チューバは凄いですね。」と。
藤岡さんによると、このチューバ奏者ミッシェル・ゴタールは、
ヨーロッパでは有名らしいです。いくつかのジャズ・フェスで見かけたとか。

私にとってはチューバといえばデイヴ・バージェロンですね。
ジャコ・パストリアス・ビッグ・バンドにいました。

南チロル地方で藤岡さんが講演したときの話がありました。
藤岡さんは世界中に友達がいるそうです。
ウンブリア・ジャズ・フェスティバルには日本人がたくさん行っているとか。
日本でイタリア・ジャズが人気なので、そこで情報を集めているらしいです。

次はステファノ・ボラーニのアルバム『Arke String Project』から
《I Treni che vorrei》

曲名の発音には困っていました(笑)。イ・トレニ・チェ・ベルリ?
藤岡さんによると、ボラーニは右手と左手がバラバラの
イタリア版ブラッド・メルドーとのこと。

なかなかきれいなピアノを弾きますね。
バックにストリングスが入り、クラシカルな響きの曲が素敵です。
もっと骨のあるピアノを弾くのかと思っていたのですが、
優雅で格調高いピアノという感じです。

このアルバムにはガブリエル・ミラバッシが参加しているのですが、
かけた曲には出てきませんでした。
イタリアのこの手のジャズはカンツォーネとかをルーツにした音楽。
藤岡さんはそこが良いのだと言っていました。

「次4ビート行きましょう。」と少々強引に雲さん(笑)。

ジャック・ウォラスのアルバム『ライブ・アット・ストラバッコ』から
《ミッドナイト・スパゲッティ》

ゴーフォーレコードというレーベルの1001番、第1作目です。
タイトルが面白いからということで、小さなレストランのようなところでのライブ。
ピアノはアンドレア・ポッツァです。

ジャック・ウォラスといえば、晩年のミンガス・バンドのトランペッターです。
これはオーソドックスなワンホーン・カルテット演奏。
今はこういうのが好きな人が多いんですよね。
「これじゃなきゃ」的要素は少ないですが及第点(笑)!

雲さんは「懐かしいですね~。」と言ってます。

80年代にはこの手のやつがゴロゴロありますよね。
実は昨日、後藤さんが自著「ジャズ・レーベル完全入門」で推薦していた
ジャック・ウォラスの
『イン・ヨーロッパ』を安く買いました。
なかなか良い内容ですよ。

ジャズ・フェスの雰囲気や食べ物の話で盛り上がっていました。
ジャズそのものの話はあまりありませ~ん(笑)。
お話だけを聞いているとジャズよりフェスティバルが好きみたいですが・・・。

次はダニーロ・レアのソロ・ピアノ。
アルバム『Lirico』から《Sogno di Doretta Da》
教会で録音されたとのことです。

これも聴きやすいですね。美しいピアノです。
キース・ジャレットを聴きやすくポピュラーにした感じとでも言いましょうか。

藤岡さんは「美しいピアノ。ビル・エバンスのようなね。」と言ってます。
ダニーロ・レアはヴィーナス・レーベルからもアルバムを出しているとか。

う~ん、そのお話、私的には微妙です(笑)。

雲さんは「じっくり聴き入らないと失礼なピアノですね。」と言ってます。

今日はジャズ・フェスティバルの雰囲気話と観光話がとても面白かったです。
藤岡さんの軽妙なキャラ全開(笑)。
今日のお話からはコルトレーン研究家という堅苦しいイメージは浮かびません。

<アフター・アワーズ編>

バックはステファノ・ボラーニ&ストリングス・オーケストラによる
ジョー・ザビヌルの《バードランド》。
そこからジョン・コルトレーンの『ライブ・アット・バードランド』は素晴しいという話へ。
お~っ、ここでディレクター嬢から藤岡さんへ質問です。
雲さんはあせりまくってます(笑)。
雲さんの「ジョン・コルトレーン特集」。
『コルトレーン・アット・ニューポート』1枚からしか選曲しなかったのですが、
あれで良かったとのかと質問。
藤岡さんからO.K.いただきました。
雲さんは藤岡さんからお墨付きをもらったと喜んでいましたよ(笑)。
そしてバードランドの跡地は今どうなっているのかという話へ。
「フラッシュ・ダンサーズ」というトップレス・クラブになっているんだとか。
なるほどそういうオチだったんですか(笑)。
雲さんも藤岡さんのペースに呑まれエンディングはしどろもどろになっていました。
藤岡さん恐るべし!

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