今日はそれなりに+!
今日はミュージックバードのcross culture(11ch-1)で、「谷村有美のそれなりに+」(火23:00~24:00)を聴きながらこれを書いています。
この番組を聴こうと思ったのは、高野雲さんの「快楽ジャズ通信」が今度同チャンネルで毎週木曜日23:00~24:00に放送されることになったからです。ミュージックバードの番組表を見ていたらいくつか気になる番組があり、谷村有美の文字が目に入ってきたのです。
谷村有美は昔カー・オーディオ(KENWOOD)でよく聴きました。前にブログで平松愛理のことを書いたのですが、この2人はアルバムが出る度にCDをレンタルしては、せっせとカセットにダビングして、ドライブの時に聴いていたのです。
カー・オーディオで聴いたのはもっぱらJ-POP。ドリカム、槙原教之、松任谷由実、杏里、森川美穂、稲垣潤一、米々クラブ、松田聖子などなど、当時はジャズよりJ-POPのほうを多く聴いていました(笑)。
話は戻って番組の話。谷村有美と言えば、今や日本マクドナルドの代表取締役会長兼社長の奥さん。セレブですよね。なのに、ラジオから聴こえるトークは、何というお気楽さなのでしょう。まあ、番組名をみると「それなりに+」ですから納得です。この暗いご時勢にこの明るさはなんじゃー。「ガハハハハッ」と豪快に笑ったりします。セレブですよね?
とは言え不景気が気にならないのはセレブなのなかな?それにしてもこのくらい明るくやってくれると気持ちエエッ!暗い気持ちなんか笑飛ばしちゃえという気分になりました。谷村有美ってこんなキャラの人だったのか~。
では谷村有美のアルバムを1枚紹介します。『Hear』(1989年、CBS SONY)です。なぜこの1枚にしたかというと、《明日の恋に投げKISS》と《がんばれブロークン・ハート》という、当時TVでよく流れていた2曲が入っているからです。
特に《がんばれブロークン・ハート》は私の美メロのツボにはまっています。せつなさと明るさが同居していて、聴いているとやる気が湧いてきます。続く《傘を持ってでかえけよう》がこれまた憂い漂うロマンティックな曲。それをひきたてる転調が最高なんですよ。この2曲は谷村有美ではなく西脇辰弥の作曲ですね。
その次の《BOY FRIEND》はいかにも谷村有美という曲でこれも悪くないです。《HALF MOON》もいいなあ。う~ん、結局みんな私好みの曲だったりします(笑)。ビートが効いた曲も入っていますしね。バックはCBS SONYならではのスタジオ・ミュージシャンが固めていて上質なフュージョン・レベルです。打ち込みが少ないところも良いです。
肝心の谷村有美の声はというと、鼻に抜けた感じのフワッとしたハイ・トーン・ボイスで、好き嫌いは分かれるかもしれませんね。私は嫌いではありません。聴いたことがある人はわかると思いますが独特な声ですよね。
cross cultureチャンネルの音質は、THE JAZZチャンネルと比べるとやっぱりかなり落ちますね。「谷村有美のそれなりに+」は気に入ったので、たまには聴くことにします。
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