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プログレ・トリオ?

これもディスクユニオンのアウトレット¥800なのですが、なかなか良いと思いました。やっぱりアウトレット補充日の初日に行くと良いものが入手できる確率が高くなりますね。東京に住んでいる人が羨ましい~。

P110 フォーマット・ア’・トロワ『-PIRATE-』(2006年rec. altrisuoni)です。メンバーは、PATRICK DUFRESNE(ds,rythm box,syn)、FABIEN SEVILLA(b,effects)、ALEXIS GFELLER(p,rhodes,org,syn)です。スイスの新感覚ピアノ・トリオで、メランコリックな美メロが随所で聴けます。

アコースティック・ピアノを弾く曲では、バッド・プラスから過激さを少し引いて、ポップさをまぶした感じです。軽いエフェクター音の処理はなかなかの良いセンスだと思います。ラウドで荒い音とかはバッド・プラスの2番煎じと言われれば、まあそのとおりだと思いますが、悪くはないと思います。

オルガンや歪んだローズを弾いた曲なんかはプログレッシブ・ロック(プログレ)していますね。私はプログレはあまり聴いたことがなかったのですが、一昨年あたりからキング・クリムゾンとかピンク・フロイドとかの有名アルバムを聴いてみて、結構好きなサウンドであることが分かりました。まあその手のやつは古さを感じますが、それもまた良しです。

リズム・ボックスをバックにローズを弾いた曲とかは、ジャズランド~クラブ・ジャズの臭いも感じたりしてこれも面白いですね。オーソドックスなヨーロッパ・ピアノ・トリオ的な演奏もあったりします。レトロから今時までいろいろな要素を混ぜた割には、アルバム全体が統一した雰囲気で違和感なく仕上がっているのが良いところです。

このアルバム、ディスクユニオンの2007 JAZZ ULTIMATE COLLECTION GOLDEN WEEK SELECTでピック・アップされていたのですが、今入手できるのかどうかよくわかりません。これは日本で何枚売れたのかな~(笑)。もし見つけたら聴いてほしい1枚です。
マイナー盤ばかり紹介してすみません!

話は変わって「ジャズ批評」3月号

「ジャズオーディオ座談会 東京編」という記事があり、寺島靖国さん、三上剛志さん、後藤誠一さん、山本博道さんが話しをしているのですが、「ジャズオーディオ」擁護の後藤さんと反「ジャズオーディオ」の三上さんが参加しているのが面白いです。2人のスタンスは「ジャズ批評」読者なら知っていると思います(笑)。これは寺島さんが取り持っているから実現したのでしょうね。

なるほどね。話の中には「ジャズオーディオ」という言葉は出てきません。でもサブ・タイトルには「ジャズオーディオは文化だ」なんて書いてあります(笑)。内容はというと、ジャズ演奏の中身と音のつながりの話は少なくて、相変わらずシンバルの高音だの低音だのって話ばかり、結局「ジャズオーディオ」って、ジャズのCDをソースに使っただけのオーディオ論なんですよね~。

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コメント

いっきさん、こんばんは。
オイラこの頃「簡単!システム」で聴いているので、ジャズが元気です。ジャズもオーディオも他人のチョイスで聴くのが一番です(笑)。どんないいアルバムも「いーぐる」や「JBS」でかけて貰うアルバムに負けます。突然で何の予備知識もないから、受け身で楽しく聴けるのでしょうね。ダメでも悩む事もない(笑)。

投稿: tommy | 2009年2月27日 (金) 01時28分

tommyさん。こんばんは。
ジャズが元気なのは何よりです。なるほど受け身の境地ですか?それも良いかもしれませんね。ただし選曲者が信頼できない場合、悲惨なことになりますよね(笑)。
もっとジャズが元気になったら、自己セレクトで一喜一憂するのも楽しいと思いますよ。ダメでも悩む必要はないのではないでしょうか?ダメがわかることが大事だと思います。

投稿: いっき | 2009年2月27日 (金) 20時02分

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