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ディスクユニオンが頼り

アクセス数も30,000を越えたし、ランキングも5位だし、皆様に感謝します。
う~ん。でもこうなるとあんまりいいかげんなことは書けないですね。
とは言いつつもこれ以上カッコイイことは書けないので、今の調子が続いていくわけであります。過度な期待はしないでね(笑)。

という訳で今日もそれなりにいきます。

ここ数年は何を参考にして新譜CDを買うかというと、もっぱらディスクユニオンのホームページのニュー・リリースのコメントを参考にしています。だって、他にまともな新譜情報ってないんだもん。忘れていました。ジャズ喫茶「いーぐる」の新譜特集も参考にしていますね。

それでは新譜CDはどこで買うかというと、東京にいたころはもっぱらディスクユニオンで買っていました。2週間に1回くらい週末にディスクユニオンへ行っていた時期もあります。たまには新宿のタワーレコードにも行きました。そのころは「ジャズ選曲指南」のアルバム集めも最高潮だったので、中古CDとレコードを漁るのも最高にワクワクしていました。あ~、あの頃に戻りたい(笑)。

ところが今は山梨住まいですからそうそう東京へは行けません。じゃあどうするかというとAmazonを活用することになります。もちろんディスクユニオンの通販も使いますが、最近はやっとHMVも活用することになり、価格から言ったらHMVの輸入盤3枚まとめ買いでの割り引きを利用する方向になってきています。

あと日本盤はどこで買っても同じ価格なので、買うと1割プールされる地元のCDショップ「サンリン」を利用しています。まあはっきり言って日本盤はあまり買いませんから、「サンリン」のプール金もなかなかCD1枚を買えるまで貯まりません。

新譜情報の話に戻ると、最近はミュージックバードの新譜紹介やMOONKSの番組も参考にしています。MOONKSの新定番本はあまりピンときませんが、ミュージックバードの番組のほうは曲が聴けるので面白そうなものはチェックしています。中には?な選曲もあるのですが、なんだかんだ言ってMOONKSの皆さんはよく聴いていると思います。凄いと思いますよ。

P32今日はディスクユニオンの新譜コメントにつられて買った1枚を紹介します。フランク・アムサレム・ティム・リース・カルテット『リガーズ』(1993年rec. FREE LANCE)です。メンバーは、フランク・アムサレム(p)、ティム・リース(ts,ss)、スコット・コリー(b)、ビル・スチュワート(ds)です。ワン・ホーン・カルテットです。

コメントによるとそろそろ入手が困難になると書いてあったので買うことにしました。メンバーがなかなか魅力的でしょ。ピアノは寺島さんが自著「新しいJAZZを聴け!」で推薦していた『アウト・ア・デイ』のピアニスト・アムサレムだし、今や押しも押されもせぬスコット・コリーのベースとビルスチュのドラムですからね。

ところで《アウト・ア・デイ》はアムサレムの曲なんですけど、これってデイヴ・リーブマンの《デイ・アンド・ナイト》(エルビンの『アース・ジョーンズ』に収録)のパクリじゃないですか?(笑)ジャズってこういうことがあるんですよね~。まあ曲は多少違うのかもしれませんがコード進行は同じだと思います。私はエルビンのアルバムで聴いた時からこの曲が大好きだったのです。

話は『リガーズ』に戻ります。リースのスピリチュアルな香を残しつつクールなフレーズのブローがなかなかイケテルと思います。結構リキ入ってると思いますよ。アムサレムもクール系に入ると思いますがリースのブローに力強いピアノで応えています。

スコット・コリーとビルスチュの若い頃(15年前)の演奏なのですが、この人達はもうさすがのプレーをしています。新しい感覚を盛り込んだキレのある4ビートがイイ感じです。全体をとおして宣伝コメントどおりで聴き応えのある演奏になってます。これは買っておいて良かった思います。

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