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「フリー・ミュージック・アーカイブ・アット・サウンド・カフェ・ズミ」のお話など

音楽専門・衛星デジタルラジオ「ミュージックバード」 http://www.musicbird.jp/ 「THE JAZZ」チャンネルの番組については、「高野 雲の快楽ジャズ通信」「PCMジャズ喫茶」をメインに楽しんでいるのですが、他にも面白い番組はたくさんあります。

油井正一さんの「アスペクト・イン・ジャズ」、ジャズ鑑賞集団MOONKSの「MOONKSTYLE」大橋美加のNice'N'Easyタイム」などをよく聴きます。

そしてもう一つ注目している番組が「フリー・ミュージック・アーカイブ・アット・サウンド・カフェ・ズミ」です。吉祥寺のカフェ「Sound Café dzumi」のマスター泉秀樹さんがパーソナリティーを務め、そのカフェで番組を収録しています。番組中には救急車のサイレンの音やバイクの騒音が聴こえることもあります。

P183Sound Café dzumi」http://www.dzumi.jp/index.html 訪問記については、私のブログ記事 http://ikki-ikki.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-1ead.html を参照下さい。そのカフェは井の頭公園を眼下に見るビルの7階にあります。窓からの眺めは写真のとおりです。夜に行ったらさぞかし夜景がきれいなんじゃないかと思います。

さて、番組の話に戻りますが、この番組は既に今年の4月から9月までに一度放送されていて、今の放送は再放送です。取り上げる音楽は番組名どおりで、フリー・ジャズを中心とした前衛的音楽ですね。昔はフリー・ジャズを受け付けなかった私なのですが、今聴くとどれも興味深く聴くことができます。いやっ、それどころか面白い!う~ん、私も成長したもんだな~(笑)。

番組でかける曲は普通手に入らないようなものもあり。そういうものはお店のレコードを使っているせいで、盤によっては「プチッ、パチッ」と時折スクラッチノイズが聴こえます。ラジオでこういうノイズが聴けるっていうのもなかなか新鮮な体験ですよ。

そして、この番組の最大の聴き所は、パーソナリティー泉さんの語り口です。何とも優しげでゆったり、かつうれしそうに、フリー・ジャズの歴史やミュージシャンや曲を、説得力を持って紹介してくれるのです。フリー・ミュージックへの愛情がスピーカーからヒシヒシと伝わってきます。音楽に関する知識は半端じゃないのですが、「俺は知っているぞっ!」みたいなところが皆無なのがまた素晴しいのです。私は人間的に泉さんに惚れています(笑)。

もう一つ、この番組の内容について掲載されているサイトがあります。皆さんご存知のジャズ・サイト「JAZZTOKYO」 http://www.jazztokyo.com/ のコラムのゲスト・カントリビューターの中に掲載されています。現時点では第1回~第18回ぶんまでUPされていますので、こちら http://www.jazztokyo.com/mb/free_music/index.html をご覧下さい。ちなみに今週の放送は第8回でした。

記事を寄稿しているのは、番組ディレクターの渡邊美さんです。略歴を読むとなかなかの才女のようですね。渡邊さんは番組のアシスタント役でもあり、泉さんからお話を聞くスタイルで番組が進みます。この記事、読むだけでも面白いと思いますよ。

第1、2回はトーク形式で記載していたのですが、第3、4回は内容をまとめて記載することになり(この回はトークが多かったのでこうせざるを得なかったのでしょう)、第5回目からは、番組でかけたアルバムに、泉さんがコメントを付ける形式になってしまったのが残念です。はっきり言って番組トークを文章にするのは大変です。そんなことするアホは私くらいなものでしょう(笑)。

これを見てもわかりますが、どうやらミュージックバードでは番組をネットで紹介というか宣伝することに、力を入れつつあるのかもしれません。そういう流れの中で、私がやっている「PCMジャズ喫茶」の番組放送内容紹介にもO.K.を出してくれたのではないかと思います。

第3回http://www.jazztokyo.com/mb/free_music/v03/v03.html は、星野秋男さんをゲストに迎えて「前衛音楽の誕生」について泉さんと語り合ったのですが、考えさせられるものがありました。2点ほど以下に書きます。

<その1>
「デキシーランド・ジャズ」→「スウィング・ジャズ」→「ビ・バップ・ジャズ」→(「ハード・バップ・ジャズ」)→「モード・ジャズ」→「フリージャズ」というジャズの流れが語られるが、フリー・ジャズは「ビ・バップ」からは生まてはいないんだとか。その理由は、フリージャズで一世を風靡した黒人ジャズ・ミュージシャンの出自が、デキシーランド・ジャズ、場末のR&Bバンド、現代音楽だからとのことです。唯一の例外はジョン・コルトレーンだそうです。

<その2>
デキシー、スウィング、ビ・バップ、モード、フリーと、発展してきたように見えるジャズの歴史においては、行きつくところまで行きついて、「前衛」まで行ったらもう飽和状態なので、今や新たなものは出てこないとのこと。歴史上の前述したものはフォーム(形式)になったとのことでした。現在は、それぞれ確立された各フォームの中で、いかに創造的で今までにないような革新的なことができるかが、重要だと言っていました。

上記の話はほんの1例で、この番組を聴いて得られるものは多いと思っています。是非皆さんに聴いていただきたいのですが、そのためにはミュージックバードに加入しなければなりません。

話は変わって、オーディオの話です。

P47 先日手に入れたNECのプリメインアンプA-10Ⅲの話です。接続端子やフロントパネル、ツマミをクリーニングして聴いてみたのですが、ひとつ問題がありました。

当初は今の自作プリアンプと接続して、パワーアンプとして使用する予定だったのですが、プリアンプと接続するとゲインがかなり低くなってしまうことがわかりました。原因は、プリアンプ出力の抵抗分割によるゲイン落としと、A-10Ⅲの入力インピーダンスの低さ(20kΩ)にあることがわかりました。

そこで、自作プリアンプははずして、A-10ⅢへD/Aコンバータ出力とフォノイコライザー出力を入れて、プリメインアンプとして使うことにしました。A-10Ⅲのボリュームはイマイチなのですが、そのまま使っても特に不満も感じません。当分このまま使ってみることにします。聴き込んでいくうちに不満が出てきたらその時はその時です(笑)。それにしても私がオーディオに求めるクオリティーって、いったいどうなっちゃったんだろう(笑)?

それと、このアンプは奥行きが長いので、私のラックに納めようとすると、少し前に飛び出してきてしまうという問題があります。これもどうでもいいやっ(笑)。

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コメント

いっきさん、またランキング2位になってますよ。スゴイぜ!!
いっきさんのブログが支持されるのはオイラも嬉しいです。

投稿: tommy | 2008年11月30日 (日) 16時54分

tommyさん。こんばんは。

どうもありがとうございます。
そうですね。2位になっちゃいました(笑)。
大変うれしいです。
毎度毎度これしか言えないのですが、
応援して下さる皆様にはほんとうに感謝致します。
これを励みに、私なりの情報発信を続けていきたいと思います。

投稿: いっき | 2008年11月30日 (日) 18時05分

いっきさんがブログランキング頑張っているので、
最近発売になった「Stereo Sound別冊/TANNNOY」進呈。
オイラ貰ったのですが、読んだのでタンノイオーナーの
いっきさんが持ってるのが相応しいと思います(笑)。

投稿: tommy | 2008年11月30日 (日) 22時35分

tommyさん。こんばんは。

いいんですか?どうもありがとうございます。
実は昨日、本屋で立ち読みしたんですよ。
最後の方のスターリングTWWにスーパー・ツイーターとスーパー・ウーファーを追加した記事を読んで、一人悦にいっていたんです。
昨日買わなくてよかった(笑)。凄くうれしいです。

投稿: いっき | 2008年12月 1日 (月) 01時42分

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