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もろフュージョン!

今日は昔よく聴いたフュージョン・アルバムを紹介します。

P142 ボブ・ジェームス&アール・クルー『ワン・オン・ワン』(1979年rec. CBS SONY/Tappan Zee)です。メンバーは、ボブ・ジェームス(p,el-p)、アール・クルー(ac-g)、ロン・カーター(b)、ゲイリー・キング(el-b)、ニール・ジェイソン(el-b)、ハービー・メイソン(ds)、ラルフ・マクドナルド(per)、他です。

私が持っているのは当時CBSソニーが力を入れていたオーディオ・ファン向けのレコード「マスター・サウンド・シリーズ」のものです。マスタリング、カッティング・マシーン、製造方法、素材、形状などに拘ったレコードです。値段も普通のレコード¥2,500より少し高かくて、これは¥3,000でした。当時オーディオ雑誌の試聴にこのレコードが使われていました。

まあ、私もオーディオ・チェック用に買いました。どこでオーディオのチェックをするかというと、A面1曲目《キャリ》の始まりのトライアングルの「チン・チン」と低いチューニングのフロアータム「ズン・ズン」です。オーディオ・マニアなんかこの始まりのところしか聴かないんですよ(笑)。そうそうB面3曲目《ワインディング・リバー》の終わりのほうにカッティング・レベルがかなり高いところがあってカートリッジのトレース・チェックにも使えます。

当時のフージョン界の売れっ子ボブ・ジェームスとアール・クルーが組んだものなので演奏も良く、結局私は演奏が気に入ってよく聴いていました。曲によって3人のベース奏者が入れ替わって弾いています。2人が弾くエレクトリック・ベースの音は重心が低くて気持ちイイですし、ロン・カーターのアコースティック・ベースも意外と8ビートに合っていたりします。

ボブ・ジェームスとアール・クルーのマッチングが良好で、音楽性もそれぞれのリーダー・アルバムより格調高く聴こえるから不思議です。ジェームスが弾くしっとり落着きのあるフェンダー・ローズとクルーの軽快で明瞭なギターとが良い対比になっています。スペイン調の曲ではクルーのいつになく熱いギターも聴けます。そして要はハービー・メイソンのドッシリ腰の据わったドラミングですね。最高のプレーです。

音良し演奏良しの1枚だと思います。フージョン好きの人は是非聴いて見て下さい。

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