久々にオーディオの話題
オーディオの話題もたまにはしないといけないと思いつつも、最近は何か手を加えようと思わないので自ずと書く機会を逸してしまいます。
そろそろ涼しくなってきたので、サブシステム用のパワーアンプを発熱の多いアンプに交換しようと思います。今サブシステム用の真空管パワーアンプが6台あるので、定期的に入れ替えて聴いています。たまにはアンプに灯を入れてやらないと調子が出ないと思うんですよね。1年で一巡させるためには2ヶ月に1回交換することになります。まあいいかげんな私なので、実際は変えたくなったときに交換しています。
それで今回交換するアンプはというのは、フランス製の真空管「R120」を使ったプッシュプルアンプです。「R120」という球はご覧のとおりのスマートな形で、アメリカ製のST管と違ってヨーロッパ管独特の品を感じさせる球ですね。この球はもともとは4極管ですが内部で第2グリッドをプレートに接続して3極管としています。傍熱管です。
この球は浅野勇さんの「魅惑の真空管アンプ 下巻」に作例が出ていて、良い球だと書いてあったので気になっていました。秋葉原のキョードーでこの球を見つけたので、1組買ってシングルアンプを作ったのですが、出力不足を感じ、もう1組買ってプッシュプルアンプをあらたに作りました。
回路は秋葉原のオーディオ専科の2A3プッシュプルアンプのグリッドチョークタイプのものをCR結合に変更したものです。この回路は前段/ドライブ段と出力段の整流回路が分離されています。前段/ドライブ段はファーストリカバリーダイオードで整流し、出力段はGZ34で整流しています。前段/ドライブ段の電源回路にも小型チョークを入れました。
前段/ドライブ段は6SL7GTですが、ヨーロッパ製を使用していて、GZ34はムラード製にして、全てヨーロッパ製の球に統一しています。出力管はシャシーから少し落とし込んで実装するようにしました。トランスや真空管の配置はごくオーソドックスなものです。
さて肝心の音なのですが、コクがあるのにキレがある感じは私好みです。パワー感も結構あって気に入っています。今音を聴いているのですが、サブスピーカーを新しくしてからこのアンプを初めて接続しますので、ちょっとしっくりこない感じがします。しばらく鳴らしこめばもう少しいい感じになるのではないかと思います。
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コメント
いっきさん、こんばんは。アンプの衣替えはいいですねー。オイラも入れ替えようと思っていても、なかなか全身からエネルギーが湧いてこないんですよね。何かオーディオ・マイブームが一段落した感じ。んで、控えているアンプが強力(と信じている)だから、今は、そのままでいいや〜って思っているんですよ。トラぶったら即、出番なんでしょうが・・・。
オイラは取りあえず、部屋のかたづけを今夜やっています。散らかりすぎ(笑)。
投稿: tommy | 2008年9月14日 (日) 02時02分
tommyさん。おはようございます。
オーディオやるのにもエネルギーいりますよね。私もメイン・システムは例のAU-D907が故障したから交換しただけで、最近全然手をつける気にならないんですよ。ちょこっと不満はあるけどほおっておいています。
tommyさんの控えのアンプはラックス改造プリとKT88メインですよね。見るからに強力そうで羨ましいアンプ。私も聴いてみたいです。
こんな夜間に部屋のかたづけとは・・・、でもやりたいときにやったほうが良いですよね。
投稿: いっき | 2008年9月14日 (日) 08時53分