レコードとCDを買ってきました。(その1)
昨日は約1ヶ月ぶりに東京へ行ってレコードとCDを買って、最後に中野新橋のジャズ喫茶「ジニアス」でレコードを聴いて帰ってきました。久々に行ったレコード屋や初めて行ったレコード屋もありますのでご期待下さい。
まずはディスクユニオンの吉祥寺ジャズ・クラシック館へ行きました。お店に向かう途中、「あれっ、いつもと違う感じ」。そうなんです、ジャス・クラシック館がある路地に入る手前の東西に伸びる商店街のアーケードがなくなっていたのです。明るくなっちゃったので路地のアラが目立つ感じです。雨が降ったらそんなに広くない通りを笠をさして歩かなければならないので大変だろうなあ。
それでお店の中へ入ったら、お店の中もちょっとした配置変更がされていました。今までは入り口側の低い陳列台に話題のCDを平積みにして売っていたのですが、その陳列台がなくなっていました。その代わり入り口側新着CD棚とレコード棚との間に陳列台が置かれ、その上にはレコードの餌箱(レコードを入れてあるダンボール箱ですね)が置かれていました。
最近はレコードの方が売れているのかなあ~。CD売り場を減らしてレコード売り場を増やすなんて。私は前の配置の方が良かったなあ。ちょっとオシャレな陳列がしてあったと思うのですが、それがレコードの餌箱じゃあね~。ディスクユニオンって売り場にそこそこオシャレ感を出していたんじゃなかったの?まあいいか。
今回は新譜を買おうと思っていたのですが、やっぱり最初は新着中古レコードの餌箱からチェックしちゃうんですよね。前日やっていた「廃盤レコード」セールのレコードもかなり残っているようでした。ひと通りチェックして3枚抜き出しました。そうそうこの日は中古品10%OFFセールもやっていました。
抜いた3枚は、ディック・ジョンソンの『ミュージック・フォー・スウィンギン・モダーンズ』(写真)、セロニアス・モンクの『モンクス・ミュージック』、デューク・ピアソンの『プロfヒール』です。全て後藤さん著「ジャズ・レーベル完全入門」に掲載されているものです。この本は散財を抑えるための私の重要なガイド本です。
どれも安かったのですが、『プロフィール』はジャケットが底抜けということでブルーノートにしてはかなり安かったです。いつものように全てコンディションは「A」です。
「廃盤レコード」の中にいくつか気になるものがありました。そんな中の1枚が『ミルト・ジャクソン・カルテット』(写真は今持っているOJC盤)です。今プレスティジのオリジナル盤を増やしたいと思っていて、これは内容が気に入っているのでほしかったのです。コンディションは「B」ですが値段が4桁以内だったので悩みました。それで試聴させてもらったのですが、やっぱりプチ・ノイズが多目だったので諦めました。残念!
中古CDもひととおりチェックしました。tommyさんが探しているraの『live@blaa』はあるかなあ~、やっぱりありませんでした。とくにほしいCDもなし。
ということで、あとはディスクユニオンJAZZ館のホーム・ページで事前にチェックしておいた新譜CD3枚を買いました。スティーヴ・リーマンの『マニフォルド』、トニー・マラビーの『タマリンド』、E_L_Bの『ドリーム・フライト』です。最近はどうも普通のバップものには興味がわかないのです。新譜については聴いてから後日紹介します。
中古レコード3枚と新譜CD3枚を買ってお店を出ました。吉祥寺駅ビル地下の飲食店街で少し遅い昼食を食べ、CD・レコード・ハントは続くのであります。続きはまた明日。
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コメント
すみません。オイラの探し物まで見て頂いて、感謝であります。「ミルト・ジャクソン・カルテット」はいいアルバムですよね。いっきさんはレコードの方に完全に気持ちが行っていますね。きっと、そういう人が増えているのだと思いますよ(笑)。一時はクラブ・ジャズな若者が多かったのですが、この頃は渋谷のユニオンでもオジサンの二人づれをよく見かけます。「おまえ、ジャズはこれとこれは持っていないと話にならないぞ!」なんて指南よろしく、楽しそうに話しています。オーディオ+ジャズなオジサンたちですね。そういう人をタワーで見る事はまずないですね(笑)。
投稿: tommy | 2008年9月16日 (火) 04時07分
tommyさん。こんばんは。
やっぱり「ジャズ選曲指南」のアルバムを探していた時は楽しかったですね。最近は探していてどうもはりあいがありません。中古CDは90年代以降のもはほしいものが少ないこともあって、どうしてもレコードの方に目がいってしまいます。そんなわけでra探しは私の楽しみにもさせてもらっちゃってます(笑)。
ユニオンの客はほんとにオジサンばかりです。クラブ・ジャズDJ少年は減少中。やたらレコードをストスト落とすのが気になるオヤジな私としてはうれしいような、悲しいような・・・。クラブ・ジャズでもいいからジャズ好きが増えてほしいのですが、求めているものが単なるフロアーで受けることネライじゃあ、たかがしれているし、複雑な心境です。
でもまってください、ユニオンも新宿ジャズ館や御茶ノ水ジャズ館の新品CDフロアーにはその手のオーディオ+ジャズなオジサンはあまり見かけません。見かけるのはもっぱら中古レコード・CDフロアーです。その手のオジサンは新譜に興味がない感じです(笑)。
投稿: いっき | 2008年9月16日 (火) 21時07分