トランペットとピアノのデュオ
今日はいろいろ面白い会話があったので、更新が押し気味です。軽くやっちゃいますのでご容赦願います。さすがに今日はジャズねたに戻ります。
今日紹介するのはウォーレン・バッシェとビル・チャーラップのデュオで『2ギャザー』(2000年rec. nagelheyer)です。 ウォーレン・バッシェはコルネットとフリューゲル・ホーンを吹いていおり、ビル・チャーラップはピアノを弾いています。ジャケットは酷いものですね。ジャケ買いはできないしろものです。
私はこれまでトランペットとピアノのデュオのアルバムなんて買ったことはありませんでした。ではなぜこれを買ったかと言えば、ディスクユニオン新宿ジャズ館の中古CD売り場でこのアルバムがかかっていて気に入ったからです。
確かその日は一日あれこれ巡った後でちょっと疲れていたせいもあってか、この2人の慈しみあうような演奏が心にしみ込んできたののです。ほとんどスタンダードを演奏しているのも好感が持てます。
バッシェの吹くミディアム・テンポでのミュート・コルネットの小粋な感じと、スロー・テンポでのフリューゲル・ホーンのふわっと包み込む感じは快適のひとことです。一方のチャーラップもきれいな粒立ちのタッチでバッシェと対話しています。二人ともオーソドックスにしてスインギーなプレイに徹しているのでそれが良い味を出していますね。
これは音を聴かったら私も絶対買わないアルバムです。これからの秋の夜長にこれを聴きながらグラスを傾けるなんてのが良いと思います。
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