tommyさんに感謝!
いや~とにかく嬉しい! 日本体操男子が銀メダルをとったからではありません。女子柔道63kg級で谷本が金メダルをとったからでもありません。ジャズ友tommyさんがブログ:Tommy's Jazz Caf'e に私のことを書いてくださったからです。
自分のことを書かれるのはかなり恥ずかしいのですが、人からどう見られているのかというのがわかったし、ちゃんと見てくれている人がいることがとてもうれしいのです。ただタイトルなんか読むと、「tommyさんそこまでは言い過ぎですよっ!」と思ってしまいます(笑)。
tommyさんを応援したい私なのですが、逆に私が応援されちゃってます(笑)。どうもありがとうございます。tommyさんのブログにコメントをいただいた雲さんにも感謝です。これからもジャス・ファンとして精進していきますのでよろしくお願い致します。本当に精進できるのでしょうか?(笑)
ブログは安易な情報発信ツールだと思っていたのですが、コミュニケーション・ツールとしても機能していることが最近やっと認識できました。私はちょっとでもいいからジャズを盛り上げたいと思っているのですが、所詮私一人の情報発信なんてたかがしれているわけで思い上がりもいいところですよね。でもブログをとおして知り合った仲間でいろいろな情報を共有したり、アクションを起こしていけばもっと効果がありそうですよね。
さて今日もアルバム紹介をしちゃいましょう。『マイルス・デイヴィスVol.1,Vol.2』(1952,3,4年rec. BLUE NOTE)です。説明無用のブルーノート1500番台の最初の2枚です。麻薬でボロボロになっていたマイルスにブルーノートが年に1度レコーディングの機会を与えて録音したものです。
52年と53年の録音時は麻薬中毒だたとのことですが、プレイがよれよれというわけではありませんからご安心下さい。そして54年の録音時は麻薬を断ち切ったあとの演奏です。
長いことジャズを聴いてきたにもかかわらずこのアルバムは未聴でした。ではなぜ今回買う気になったかというと、小川隆夫さん著「ザ・ブルーノート、ジャケ裏の真実」を読んだからです。これを読んでいたら凄く聴きたくなったのです。どんな演奏をしているのか知りたくなっちゃたのです。
それからもう一つの理由ですが、これらのアルバムは同じ曲の別テイクが並んでいるとばかり思い込んでいたのですが、違うということがわかったからです。同じ曲が続くのは私どうも苦手なんですよね。
この本はまだ読みきっていませんが、他にも聴きたくなったアルバムが何枚かあります。小川さんは特に面白い表現をしているわけではありませんが、いたってまともできちんと書いているところに好感が持てます。寺島さんの書き方に慣れてしまった私にとってはかえって新鮮に読めるところがあります(笑)。
話はマイルスに戻りますが、このアルバムの演奏を聴くとマイルスの凄さを痛感します。いよいよハード・バップ時代前夜のこの時既にマイルスの演奏方法は確立されているのだから凄いじゃありませんか。このときマイルスは26~28歳。意外と歳はいってたんですね。
『Vol.2』の方に入っている54年録音のワン・ホーン・カルテットでの演奏は特にイイですね~。翌年の55年にブレイクするというのが頷ける演奏をしています。こういうのを聴いちゃうと最近のクラブ・ジャス系のうまいけど軽い演奏ってどうなんでしょっ?という気持ちが湧いてきてしまいます。悩ましい!
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