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「PCMジャズ喫茶」を聴いて(その2)

今回は私のブログの200件目の記事です。我ながらよく書きつづけているなあと思います。こんなブログでも来訪して下さる皆さんに感謝します。

さて、昨日の続きで高野雲さん(ブログ:http://ameblo.jp/jazzy-life/)がゲスト出演した「PCMジャズ喫茶」を聴いてのレポートを書きます。

P113_2 雲さんが選曲した曲、秋吉敏子&ルー・タバキンのデュオ・アルバム『ヴィンテージ(エリントン曲集)』から《オール・トゥー・スーン》(前に私もブログで紹介)をかけるところからです。曲をかける前から寺島さんは「うわ~参ったな~」と。さすがは雲さん、今回も寺島さんの急所をついたようです(笑)。

なぜか?まずピアノ・サックス・デュオというフォーマットがダメらしいです。まあ寺島さんの大好きなベースとドラムが入っていないんだから当然のご意見ですなっ。そして「夫婦でやるのはね~」って、どうやら寺島さんのご両親がやっていた飲み屋での夫婦喧嘩がトラウマになっているようです(笑)。寺島さんにとっては笑ごとではありませんよね。ごめんなさい!

ここでやっと曲がかかります。落着いた味わい深いバラード演奏です。寺島さんも岩浪さんもこの演奏のタバキンについては好印象のようですね。まあ寺島さんはいつものごとく「エリントンの曲がいいのでそれに助けられて聴ける」と言ってますが。素直じゃないねっ寺島さん!それから寺島さんはタバキンの絶叫型のプレイにはそうとううらみがあるようです(笑)。

秋吉&タバキンがなぜ今回『エリントン曲集』をやったのか?なんてことを推測しつつ、多々ある『だれそれ曲集』のなかで一番売れないのは?という話になります。「『モンク曲集』が一番売れなくて、あとは『ミンガス曲集』が売れない」と寺島さんが回答。まあそうでしょうね。

それで『ソニー・クラーク曲集』が一番売れるのかという話になるのですが、岩浪さんが「アルバム1枚分も曲がないでしょ」なんて言うと、寺島さんが「ありますよ。ジョン・ゾーンがやてますよ」と、雲さんがすかさず『ニュース・フォー・ルル』(モブレーの曲)なんかもやっています」といいます。寺島さんの口からジョン・ゾーンが出るとは驚きです。まあなんだかんだ言ってこういうところはきっちりおさえているんですよね。寺島さん!

そして寺島さんから「秋吉さんはどうして皆に尊敬されるかわからない。やってきた実績的評価はわかるが、奏でる音楽・オーケストラ・オーケストレーション聴きますか?今日家に帰って風呂入ったあとで秋吉敏子のビッグ・バンド聴こうかってなりますか?」というらしい発言。皆さん聴かない」と言います。そりゃ、そういうシチュエーションじゃ聴かないでしょ。

岩浪さんが「ピアノ・トリオのほうが好きですけどね」と言うと、「無味乾燥な色気のないピアノだよ」とすかさず寺島さんが反論。また寺島論炸裂ですかっ!岩浪さんが「ものによるけどね。朝日ソノラマのあれがいい」と、雲さんすかさず「『ロング・イエロー・ロード』でしょ」と、このあたりの間合いは小気味良いですね~。寺島さん「あれだけですよ。あれは僕もすきですよ」と。アハハハッ・・・寺島さんが好きなのがあってよかった。

雲さんが「『フィネス』もいいですよね」と、岩浪さん「コンコード・レーベルの?」寺島さん「フィニアス?フィニアス・ニューボーン?いきなり、ちょっとやべ~なあと思った」って、完全に漫才になってます(笑)。

お次は長澤さん「ジャズ・ミュージシャンや芸能人は尊敬という言葉の対象ですか?僕は芸人が尊敬の対象になると絶対思わない」と、岩浪さんは「芸人こそ尊敬すべき存在」と言います。私はヨッ岩浪さん!と言いたいです。

更に寺島さんから「芸人=ジャズ・プレイヤーとしましょう。彼らは我々リスナーがいなきゃ生きていけないが、我々リスナーはジャズ・プレイヤーがいなくたって生きていける。だからジャズ・プレイヤーはあんまりでかいツラするなと言いたいですね。」と、とんでもない発言が・・・。続けて「この前山中千尋とか来たけど・・・」。岩浪さんが「いるときに言って下さいよ」と、寺島さん「あのカワイイ顔見るとあんまり言えない」って、言いたい放題。私も大爆笑!

「どんなジャンルにも尊敬の象徴が必要なんですよ。秋吉さんはその対象になったってことですよ。エライですよね。でも音楽は実際誰もきいていない」と寺島さんまとめてくれました(笑)。あ~あ、雲さんの苦笑する顔が浮かびますよ。

いや~雲さんがかけた曲の話題は盛り上がりましたね。寺島さんが「参ったな~」と言っただけのことはあります。完全に急所突いていました(笑)。

さて次は寺島さんが曲をかける番ですが、今日はこのへんでおしまいです。こんな調子じゃあこのレポートは(その4)まで行きそうですね~。しつこ過ぎますか?(笑)

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寺島靖国のPCMジャズ喫茶」カテゴリの記事

コメント

いっきさん。面白い、面白い・・・文字にすると面白い(笑)。寺島さんのボケぶりがはっきり見えていいと思います。

さてさて、オイラは次に「LPレコード交換&販売」のジャズ、オーディオ・ファンを集めるイベントを開催します。「ラファロ」はレコードはかけていないのですがね(笑)。沖縄では中古レコードを流通させる店が少ないんですよ。特にジャズは・・・。でも、かなり持っている人はいるという情報は入っていますので、眠っているレコードを掘り起こしてみます。リスト作りが大変だぞ!出品リストができたら、いっきさんにも送ります。お楽しみに!

投稿: tommy | 2008年8月26日 (火) 02時21分

いっきさん、面白いです。
tommyさんも書いてますが、文字になると当事者の私でさえも、違った感触で楽しめるという不思議さがありますね。

そうそう、夫婦のトラウマ話してましたねぇ。
でも、その夫婦話と、秋吉夫婦話って、まったく、ぜーんぜん関係ないとは思うんですが……(笑)

投稿: | 2008年8月26日 (火) 05時17分

初コメントのいもうとです。

お兄ちゃん、200回目のブログおめでとう!
私はJAZZの事はほんの少ししか知らない(「何も知らないだろ!」ってツッコまれそう…)けど、とってもおもしろい!!!
それにtommyさん、雲さん、皆さんのコメントもおもしろくて、すっかりハマっちゃってます(笑)毎日チェックしてるんですよ。

本当はここに書かないで直接お兄ちゃんに言おうと思ってたんだけど、会うときは忘れてる(ブログを読んでるコトすら言ってない…)ので、それと書き込んでみたかったので(笑)書いちゃいましたぁ!
では、これからもっともっと楽しみにしてるよ〜

投稿: いもうと | 2008年8月26日 (火) 08時37分

tommyさん。雲さん。こんばんは。

これはレポートというよりも、放送を文字化して実況中継している感じになっちゃってますね。「PCMジャス喫茶」をおもちゃにして遊んでいます(笑)。

雲さん。文字化には私の思惑が入っているので違った感触になるんじゃないかと思います。秋吉夫婦と全く関係ない夫婦話をするところが寺島さんの凄いところですよね(笑)。

tommyさん。「LPレコード交換&販売」イベントってイイと思います。まあ私がレコード大好きだからそう思うのでしょうけど、そこからジャズ・オーディオ・ファンのつながりが出来れば楽しいでしょうね。そういう方達の定例会を「スコット・ラファロ」で開催してもらうともっといいでしょうね。まあtommyさんのことだからそういうのは当然狙っているとは思いますが。出品リスト楽しみにしています。

いもうとへ
コメントありがと!さっきTELしたけど、次回書き込みはハンドル・ネーム(何でもイイ)で書き込んでちょーだい。私から呼びかけにくいんだよねっ。「いもうとさん」じゃなんか変でしょ。
それから「お兄ちゃん」は勘弁してくれ!なんか秋葉系(私の思い込みかもしれないが)みたいな感じがしてヤバイ!私のイメージではないのだ。「アニキ」にしてくれ~。そこんとこヨロシク!

投稿: いっき | 2008年8月26日 (火) 19時54分

いもうとさん

はじめまして。
いやぁ、お兄さんのブログ、面白いですよ。
私も毎日チェックしてます。

特に、PCMジャズ喫茶レポートが面白く、
突っ込みもいきいきしていて引き込まれてしまいます。

これからも、JAZZあれこれ日記を盛り上げていきましょう!

投稿: | 2008年8月27日 (水) 06時55分

こんにちは。いもうと改めぴくるすです。
アニキからご指摘をうけたのでネームを変えました。

雲さん、コメントありがとうございます。とっても嬉しいです。
本当におもしろいですよね!「アニキ」に、こんなに文才があるとは思っていませんでした。ビックリ!!アニキ、身内びいきじゃないですよ。

私も“たまー”にコメント書いて、チョットだけ盛り上げていこうかなぁ(笑)

投稿: ぴくるす | 2008年8月27日 (水) 13時05分

ぴくるすちゃん。こんばんは。

早速のレスポンス。いいんじゃない!「ぴくるす」了解しました。
まあ「文才」なんてものはないと思います。勢いだけです。
これからもたまにはコメント下さいな。よろしく!

自分で要求しておいてなんだけど「アニキ」ってかかれると、アニメソングの水木一郎を思い出すね(笑)。まあそのうち慣れるでしょ。

投稿: いっき | 2008年8月27日 (水) 19時54分

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