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甲府「桜座」の「神保彰」ライブ

ちょっと力んで書いちゃった「PCMジャズ喫茶」ネタは残念ながら昨日で終了です(笑)。

今日は甲府「桜座」 http://www.sakuraza.jp/ で「神保彰ワンマン・オーケストラ ドラムからくり全国行脚2008」を見てきました。

Live1 神保彰さんのワンマン・オーケストラはだいぶ前に「ニュース23」か「ニュース・ステーション」で見て、「まあっ、凄いことやるもんだ!」と思って印象に残っていました。

神保さんのドラムはカシオペアのメンバーだった頃から気になっていました。当時はそれほど好きでもなかったのですが、カシオペア独特のスタッカート・グルーヴとでもいうのでしょうか?あれは結構クセになるものでした。

カシオペアはカー・ステレオのB.G.M.としてよく聴きました。もっぱらレンタルCDを借りてきてせっせとカセットに落としていましたね。ライバル・グループ「(T-)スクエアー」のほうももちろんB.G.M.でした。これも今や懐かしい文化になっちゃいました。

話は神保さんに戻ります。数年前にブライアン・ブロンバーグ(b)とのユニットによる「ブロンボ!」を聴いて、やっぱいいなあ~ということになり、今回甲府に来るっていうんで、「こりゃあ見なきゃ」ということになりました。

Live2 開場に入るとドラム・セットを囲んで360°座れるように椅子が用意されていたのには驚きました。ドラム好きな人やドラムを叩いている人に包み隠さず見てもらおうというマニアックな配慮からなんでしょうね。演奏中は撮影禁止ということだったので、ドラム・セットのみ撮影してきました。

Live4 普通のドラム・セットとシンセ・ドラムを組合わせたものになっています。これでリズムだけじゃなくてメロディーも演奏しちゃうというわけです。純粋に音楽を聴かせようというのではなくて、ドラム・パフォーマンスも見せるエンターテインメントですね。

お客さんは若い人から中高年まで50人くらい入っていたので、なかなか良い入りだと思います。なんだかんだ言って神保さんは知名度があるんですね。

神保さんはどう見ても華奢な体なのですが、強靭なドラムを叩きます。ご存知のとおりただ力を入れて叩けば良いというものではないということですね。見ていても余分な力は入ってなくて、非常にしなやかに叩いていることがよくわかりました。

1部は、「アース・ウィンド・アンド・ファイアー・メドレー」「有名クラシック・メドレー」「有名ロック・メドレー」を3曲続けてやったあと、トークをはさんで、最新アルバム「ゲット・アップ!」から2曲でした。

生で演奏しているのを見ても一人でやっていることが信じられないくらいに完成されたパフォーマンスになっていました。これをやりだしてもう11年目になるとか、レパートリーも今やたくさんあるそうです。更に今日は全国82ヶ所を巡るツアーのラスト2番目で、演奏には油がのり切っているとのことでした。納得!

甲府に来たのはカシオペアの時以来で20年ぶりくらいかもと言っていました。桜座の土間の舞台とお客さんのあったかい雰囲気を気に入ってくれたみたいで、近いうちにまた来たいと言っていました。来年のツアーはもちろん来るらしいです。

2部は、「デューク・エリントン・メドレー」、ワンマン・オーケストラの仕組み解説、「ウェザー・リポート・メドレー」「007・ミッション・インポッシブル・メドレー」「パイレーツ・オブ・カリビアンのテーマ」でした。

「デューク・エリントン・メドレー」は「テイク・ジ・A・トレイン」「キャラバン」に強引にチック・コリアの「スペイン」のエンディングをつけるというもので、本人曰くそのエンディングが超難しいのだそうだが、さすがに81回目ということで完璧に出来たと本人も喜んでいました(笑)。

ワンマン・オーケストラの仕組みは、シンセ・ドラムのパッドに割り付けたられたシンセ音でメロディーを演奏するだけでなく、普通のタムにもセンサーを取り付けて、タムの生音+シンセ音で演奏するものです。それらに割り付けられるシンセ音はトリガー・パッドを叩く度に順次進められていくので、複雑な演奏を進ませることができるというわけです。口で言うのは簡単だけど演奏するのは超難しい!

見ていてパッドへの音の割り付け方は2とおりあることがわかりました。1つは各パッドとタムに単音が割り付けられていて、それらを叩きわけることでメロディーを演奏する方法で、もう1つは各パッドかタムのどれかを叩くことで記憶されているメロディーが1音1音順次出てきて演奏する方法です。これは当然、前者のほうが高度なテクニックを要しますね。

私の大好きな(神保さんも大好きらしい)「ウェザー・リポート・メドレー」はやっぱり演奏が難しそうでした。だってそうでしょ、ウェザーの曲はリズムやシンセ・サウンドがとっても凝っているんですから。あそこまで再現できるというのは11年の成果だと思いますね。凄く良かったですよ。

アンコールは2曲、前アルバムから1曲とカシオペア時代に神保さんが作曲した「ミッド・マンハッタン」でした。

神保さんの軽妙なトークといい、完成度の高いパフォーマンスといい、とっても充実した楽しいライブでした。

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