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ジャズ喫茶「アローン」

「アローン」と言えばもう一つ想い出があります。今から約25年前、私が大学生だった頃にまだジャズ喫茶だった「アローン」に一度だけ行ったことがありました。

おしゃべり禁止のジャズ喫茶ということで緊張してお店に入ったような記憶がありますが、お店の中の様子はほとんど記憶していません。日曜日に行った時スピーカーがJBLのL101だというのがわかったのですが、あの古びた感じからして25年前も同じスピーカーを使っていたのかもしれません。

さて、その時4枚くらいアルバムを聴いたと思うのですが、記憶しているのはエリック・ゲイルの『イン・ザ・シェイド・オブ・ア・ツリー』とバリー・ハリスの『プレイズ・タッド・ダメロン』だけです。『イン・ザ・シェイド・オブ・ア・ツリー』はジャケットが妙に印象に残っていました。

『プレイズ・タッド・ダメロン』は凄く気に入って、すぐに「サンリン」で買いました。買ったのは「アローン」で聴いたものとはジャケットが違う廉価盤(\1,800)です。買って聴いて、お店でかかっていたのはB面であることがわかりました。今日はそれを紹介します。

P107 バリー・ハリス『プレイズ・タッド・ダメロン』(1975年rec. XANADU)。メンバーは、バリー・ハリス(p)、ジーン・テイラー(b)、リロイ・ウィリアムズ(ds)です。今持っているものは当時買ったものです。ちなみにハリスはパウエル派のピアニストですが、よりポピュラリティーのあるピアノを弾く人です。

B面1曲目「「キャスバ」のエキゾチックなメロディーにまず惚れました。ジーン・テイラーのウォーキング・ベースとリロイ・ウィリアムズのブラシによるドラミングが作り出す快適なスイングの上で、ハリスが哀愁メロディーのバップ・フレーズをグングン進めていくのです。気持ちイイ。

2曲目「イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ」におけるバラッド・プレイはコクのあるフレーズが説得力を持って胸に響きます。3曲目「ザ・グッド・ウォーク」は「歩く」というより、ジョギングと言う感じのアップ・テンポで軽快に演奏しています。テイラーのウォーキング・ベースがやっぱり気持ちいいですね。

4曲目「アワー・デライト」もアップ・テンポでグイグイ進め、気持ちよいフレーズが次々と出てきます。ドラムは終始ブラシと言うのが珍しい感じがします。通して聴くとタッド・ダメロンの曲の良さが印象に残ります。このアルバムを聴くと、良い曲だとアドリブも良いフレーズが出るというのがわかりますね。

A面も良い曲揃いなのですが、やっぱり私は「キャスバ」で始まるB面が好きです。

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コメント

いっきさん、こんばんは。今日は雲さんと沖縄から届いたばかりの「ライブ!録音ラフ・ミックス」を二人で聴きました。1st.ステージ、2nd.ステージ、アンコールと全て聴いて貰いました。ちょっと贅沢な時間を過してしまった訳です・・・いっきさんが悔しがる顔が見えます(笑)。次のレコーディングに向けてのサウンドチェックも含んでいます。「今回のライブのクオリティは2,000円では安過ぎる」と雲さんに云われたのは、すごく嬉しかったよ(笑)。でも、次にやるライブ企画をかなりハードルを高くしてしまい、難しくなったのもホントです。今、正式なミックス作業をしているので、ジャズ・フレンズのいっきさんも楽しみにお待ちください。

投稿: tommy | 2008年7月31日 (木) 01時42分

tommyさん。こんばんは。

ライブをたっぷり楽しんだってわけですね。羨ましいです。聴けないのが悔し~い!(笑)
サウンドチェックはtommyさんのD130システムで聴いたんですか?う~ん、更に悔しい!(笑)
2,000円以上のクオリティは、企画打合せからリハーサルまできっちりやった成果ということなんでしょうね。よかったですね。そしてお疲れ様でした。
高いハードルもクリアしてしまうのがtommyさんだから、次のライブもきっと良いものになると思います。頑張って下さいね。
正式ミックスは楽しみに待たせていただきます。

投稿: いっき | 2008年7月31日 (木) 23時13分

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