ミノ・シネルはいかが?
昨日は東京へ行ってきました。最近ご無沙汰だったジャズ喫茶「ジニアス」に行って、いつものように美味しいやつをしいれてきましたので、追ってレポートをUPします。
昨日東京へ行くとき電車に女の子が多く乗っていたので珍しいなあと思っていました。帰りの電車に乗るために新宿のホームへ行ってビックリ、同じ手さげ袋を持った女の子がたくさんいました。
手さげ袋を見ると「関ジャニ∞」って書いてあります。どうやら関ジャニ∞の東京ドーム公演を見てきたようですね。ジャニーズ人気ってスゴイですね。山梨からもあれだけたくさんの女の子が行くのですから。甲府駅(23:50頃着)に迎えの親の車がたくさん来ていましたよ。ご苦労様です。
話は戻って、新宿ディスクユニオンにも行って新譜とアウトレットなどを買ってきました。
その中から1枚紹介します。『ミノ・シネル』(1999年、Emarcy France)です。ジャケットがなかなかカッコイイ。中古盤で¥840、このてのやつは人気がないから安い!
これは村井康司さん著「ジャズ喫茶に花束を」の大阪梅田「ムルソー」の推薦盤30枚の中の1枚です。推薦盤には短いコメントと小さいジャケット写真が載っているのですが、インパクトがあるジャケットは結構覚えているので、お店でジャケットを見ると’ピン’とくるものです。皆さんもそうでしょっ。
メンバーは、ミノ・シネル(vo,ac-g,el-g,ds,per,programming,他)、ミッチ・ステイン(ac-g,el-g)、リチャード・ボナ(el-b,ac-g,vo)です。ミノ・シネルは作曲、編曲、演奏、プロデュースとなんでもやってます。内容はメンバーから想像できると思いますがワールド・ミュージックです。
ミノ・シネルはご存知のとおり、マイルス復帰時のメンバーであり、ウェザー・リポート末期のメンバーでもあるパーカッショニストです。でも私はこんなに多才なコンポーザーだとは知りませんでした。
ウェザー・リポートのアルバム『スポーティン’・ライフ』でやっていた「コンフィアンス」が再演されています。ウェザー版ではザビヌルのキーボードやショーターのソプラノが花を添えていましたが、こちらはギター主体でシネルのソフト&メロー&渋いヴォーカルがとっても和みます。
アルバム全体の雰囲気は参加しているリチャード・ボナ自身のアルバムと同傾向ですが、こっちのほうは当然パーカッションが活躍していますね。アフリカン・インディアン・ブラジリアンな雰囲気が漂う曲があり、窮屈なところはみじんもなくとても開放的なのが良いと思います。ホンワカ&サワヤカ!
これからの暑い夏の午後、コテコテ・ジャズやネクラ・ジャズの間にこういうのをはさんで聴くというのがオシャレな聴き方なんですよ。Amazonで購入可能ですから皆さんもお試しあれ。
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