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当時よく聴いたフュージョン

ジャズ喫茶「アローン」に行った頃によく聴いたフージョン・アルバムを紹介します。私はジャズを聴き始めた頃から、一方でフュージョンも聴くという両刀使いだったのです。節操がないやつでした(笑)。ただ当時はスクエアーとかカシオペアなど日本人のフージョンは、正直ちょっとバカにしていました。カッコつけてたんですね。

P108 今日紹介するのはホルヘ・ダルト&スーパー・フレンズ『ニューヨーク・ナイトライン』(1984年rec. 東芝EMI)です。当時流行ったイラストレーター鈴木英人(すずきえいじん)がジャケットのイラストを描いています。懐かしい! Amazonで購入できるCDはジャケットが全然異なります。

当時オーディオ誌に音が良いと書かれていたので買いました。最初はレコードを買ったのですが、CDプレーヤーを買った時にCDを買いなおしました。なんと値段は\3,500です。ジャケットにはCDマークが印刷されています!ヒドイ!

メンバーは、ホルヘ・ダルト(key)、ジョージ・ベンソン(g)、マーク・グレイ(Synth)、ジェフ・ミロノフ(g)、ジェイ・ベッケンスタイン(as)、ボブ・ミンツァー(ts)、デイヴ・ヴァレンティン(fl)、ウィル・リー(eb)、アンソニー・ジャクソン(eb)、バディ・ウィリアムス(ds)、スティーブ・ガッド(ds)、他という豪華なものです。

1曲目「ナイトライン」は、印象的なキーボードのメロディーとカッティング・ギターで始まり、ミディアムスローで何とも都会的な響きのメロディーがキーボードによって奏でられていきます。この音は当時センセーショナルだったシンセサイザーDX-7のあのさわやかな澄んだ音ですね。ベンソンのギターソロも文句なくカッコイイ!この曲大好きです。

2曲目「ウィンズ・オブ・ラヴ」は、アンソニー・ジャクソンのベースとガッドのドラムスが粘りのあるリズムを作り、これまたちょっとねちっこいジェイ・ベッケンスタイン(スパイロ・ジャイラのメンバー)のアルトが泣くバラード曲です。この人の泣きはデヴィッド・サンボーンとは違うウェット感がありますね。 私には歌謡曲的に聴こえるんですよねこの曲。って、今ライナーノーツを読んだら大橋純子の旦那佐藤健作曲だそうです。なるほど納得!

3曲目「ソング・フォー・アデラ」は、ダルトのキーボードとベンソンのギターとベースとドラムスによるカルテットで演奏されます。この曲はなんといってもベンソンのオクターブ奏法を使ったカッコイイギターソロにつきますね。私は当時まだウェス・モンゴメリーを聴いたことがなかったので、初オクターブ奏法体験だったのです。ちょっと感動しました。続くダルトのピアノソロも美しいですよ。

レコードで言えばここまでがA面で何度も何度も聴きました。

この後は「ピニャ・コラーダー」「マンテカ」というラテンリズムの楽しく陽気な2曲があり、間に「アイル・ミス・ユー・フォーエヴァー」という美しいバラード曲があります。全6曲で33分27秒という収録時間です。これで\3,500は高すぎですよねっ、皆さん!

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