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お気に入りピアノ・トリオ

寺島さんのオーディオ系の著書や「新しいJAZZを聴け!」を読んで感化されてピアノ・トリオ盤をかなり集めました。そのピアノ・トリオ盤蒐集の初期に買ったお気に入りの1枚を紹介します。

P98 ケニー・バロン『ザ・オンリー・ワン』(1990年rec. Reservoir)です。当時、寺島さんが推薦していた「ニュー・ヨーク・ピアノ」シリーズの1枚。メンバーは、ケニー・バロン(p)、レイ・ドラモンド(b)、ベン・ライリー(ds)です。

これを買った頃は真空管アンプ作りに熱を上げていた頃なのでよく秋葉原に行っていました。だからこのアルバムを買ったのは秋葉原の石丸電気です。寺島さんはケニー・バロンの『ザ・モーメント』を薦めていたのですが、たまたまその時『ザ・モーメント』がお店になかったので、同じケニー・バロンのこれを買ったように記憶しています。

これ、極オーソドックスなピアノ・トリオでなんですがそこがイイ。バロン作2曲他、スタンダードやジャズ・メン・オリジナルを演奏しています。1曲目のバロン作「ザ・オンリー・ワン」から軽快なミディアム・テンポで心地良く迫ってきます。音のほうも開放的で堅苦しくないのが気に入りました。

私は、5曲目「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」のいかにも明るい表通りを散歩しているかのような小気味良い演奏、6曲目「ウォーム・ヴァレイ」の落着いて味わいのあるピアノ・ソロで描くエリントン・ミュージック、7曲目「マニラ」のエスニック感漂う哀愁美メロ曲をミディアム・テンポでスインギーに弾く快さ、8曲目「トーン・フォーン・ジョーンズ・ボーンズ」のコロコロと音を転がしてグイグイ演奏を進めるところ、この一連の流れが大好きです。

私は『ザ・モーメント』よりはこのアルバムのほうが好きでよく聴きます。

ついさっき大きな地震がありました。岩手が震度6強だとか。最近大きい地震や無差別殺人とか何か変なことが多いのが気になります。大丈夫かなあ。

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