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デクスターの『ゲッティン・アラウンド』

カレル・ボエリの『スイッチ』ですが、Amazonを検索したらTIMELESSのCDは倍くらいの価格でした。しかしポニーキャニオンから『ミスティ』というタイトルで同ジャケット(スイッチと記されています)のCDが出ていて¥1,895です。なんといいかげんな再発!CDはジャケットがあまりにもダサイのでレコードを買って正解でした。

「ジャロ」から通販リストが来た時は1枚くらいはオリジナル盤を買おうということにしています。最近はオリジナル盤がどんどん値上がりしていくので、私の懐具合に見合うものを探すのはなかなか大変です。

P71 そこで今日の1枚。デクスター・ゴードンの『ゲッティン・アラウンド』(1965年rsc. Blue Note)です。NY.レーベル、mono、溝なし、VAN GELDER刻印、コーティング・インナースリブ無、コンディション良好です。最近ブルーノート盤は有名なものは高くて手が出せません。ちょっと知名度が落ちるここらあたりが狙い目です。とは言えブルーノートですから内容は問題なしです。

これはブルーノートにおけるデクスターのラスト作です。メンバーは、デクスター・ゴードン(ts)、ボビー・ハッチャーソン(vib)、バリー・ハリス(p)、ボブ・クランショウ(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)です。ヴァイブのハッチャーソンが珍しい顔合わせで、演奏に洒落た色合いを添えています。

内容はブリブリではなく、ボサノバや歌ものを取り上げた寛いだ雰囲気のものになっています。ミディアム、スロー・テンポの曲だけで、とにかく朗々と良く歌うデクスターのソロ満載で気持ちがイイ!ダレ感はもちろんありません。テーマのアンサンブルではハッチャーソンのヴァイブがオシャレ感を演出しているところがニクイですね。

ハッチャーソンのソロも新主流派のアルバムのような硬質なものでなく、デクスターに合わせて小粋にブルージーにやっています。ハリス以下リズム陣もデクスターをきっちりバック・アップ。派手さは無く気軽に聴けてでもしっかり味わいが残る。さすがのブルーノート!これは今までノー・チェックだったのですが、今回聴いて愛聴盤になりそうです。

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コメント

こんばんわ。

是非、ル・クワフール(美容師)の虜になってください。
ひょこひょこメロディを吹くドン亀風テナーのいなたい可愛さと、ストトン!という頬が緩んでしまうドラムのオカズ、それと、ちりばめられる微哀愁のハッチャーソンのソロがたまりませんです。

投稿: | 2008年6月26日 (木) 01時17分

雲さん。こんばんは。

「ル・クワフール」と発音して意味が「美容師」ですか。どうもタイトルとつながらないホンワカ・のんびりした曲ですよね。
さすが雲さん!この曲の特徴をズバリ表現していますね。私、この曲にかなりキテますよ(笑)。

投稿: いっき | 2008年6月26日 (木) 02時13分

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