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「PCMジャズ喫茶」を聞いて(その2)

「PCMジャズ喫茶」を聴いてツッコミまくる!(笑) その2

寺島さんが言った「音が立っているとか芯があるとか全然わからない」について、実は私ちょっとショックを受けました。

だってそうでしょう!パウエルのピアノから奏でられる音って「音の立ち方、芯、粒立ち」とかで表現できるような、明らかに心に”グサッ”とくる重みがありますよ。ある程度いろいろなピアノニストを聴きこめばわかることです。

私は一時期真面目にジャズを聴いていなかったこともあって、そのあたりがわかるまでに20年くらいかかっているから偉そうなことは言えないんですが・・・。

多分寺島さんも本気で言っているわけでなく、「寺島流聴き方」につなげるための寺島さんお得意のインパクト発言だとは思うのですが・・・。本気でこんなことを言っているとしたら、これまで寺島さんが書いた本をほとんど買って読んだ「寺島ファンの私」がカワイソ過ぎます。

(注)私は決してアンチ寺島ではありませんので誤解なきようお願いします。寺島さんが好むメロディのツボはそっくりそのまま私の好みです。だからジャズ・ファンに誤解を招くようなことは言ってほしくないのです。

話はかわって2人のレギュラー・ゲストについて。 どうやらジャズ・オーディオ寺島さんのジャズの部分の相棒が岩浪さんで、オーディオの部分の相棒が長澤さんなのですね。本来これによってバランスの良いお話が展開されそうなのですがそうでもないらしいのです。

最近の寺島さんはオーディオ重視なので、どうも岩浪さんには分が悪かったようですねところが今回はジャス・サイドの雲さんが加わったことで、岩浪さんも俄然元気になり丁々発止のトークが展開されることになったらしいです。

「雲さん、これからもどんどん「PCMジャズ喫茶」にゲスト出演して下さい!」と思っていたら、どうやら次の出演オファーもあるらしいので楽しみです。

それでは「PCMジャズ喫茶」の続きです。

岩浪さんがフランチェスコ・カフィーソの新作から「あなたと夜と音楽」をかけます。カフィーソはスイングジャーナル誌でも取り上げられる期待の若手アルト・サックス奏者です。選曲が秀逸でした。

この曲、寺島さんの著書「新しいJAZZを聴け」の中で「テーマの処理がどうとか、アドリブにおいしいメロディーが出るので有名とか」書いていた曲ですよ。岩浪さんはよりによってこの曲を選んじゃったのです(笑)。 岩浪さんナイス!

寺島さんが「私は「あなたと夜と音楽」評論家だ」と言いつつ、「これほどつまらない演奏はない」とバッサリ、更にソロの時に寺島さんがいなかったらしいのです。

そうでしょうそうでしょう。 だって雲さんが言うようにテーマの処理がギミックくさいので、ここで既に寺島さんは勘弁してくれだったのでしょう。ソロを聴いても寺島さん好みの「おいしいメロディー」は出て来ないのでそれでよし(笑)。

このあとはいつもの「アドリブとテーマ論」が展開されていくのでした。 ちなみにカフィーソはまだまだ未熟なところがありますが、雲さんと岩浪さんが言うようにアドリブに勢いがあり、生きが良くて元気なところが良いですね。まだまだこれからの成長に期待すべき人でしょう。

ちなみに私は、アルト奏者ではデヴィッド・ビニーとかミゲル・セノーンが注目株だと思うのですが、寺島さんは絶対に聴かない人達ですよね(笑)。

次に長澤さんのかけたスコット・ハミルトンは、録音技師ヴァン・ゲルダーが最近録ったもので、デジタル録音機が上手く録ったヴァン・ゲルダーらしさがない没個性録音とのこと。今後に期待とのことだが、私は今更ヴァン・ゲルダーに期待はしないです。それにデジタルこそ、やろうと思えばなんでも出来るんじゃないかと思います。

長くなりそうなので続きはまた明日。雲さんがかけたミシェル・ペトルチアーニでまたまたひと騒動。

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コメント

いっきさん。こんばんは。
スコット・ハミルトンでジャズに満足できるか?スコット・ハミルトンでオーディオが分かるか!センチメンタルな選曲過ぎない?ダセ〜ぜ。もっと、ビシバシ行ったらんかい!次回は大福でも差し入れしたらどうでしょう?きっと、番組が大福の話だけで終わります(笑)。

投稿: tommy | 2008年6月30日 (月) 00時19分

tommyさん。こんばんは。

今日はお酒を飲んでいないので、あんまり過激なことは書けませんでした。tommyさんの期待にそえなくてごめんなさい(笑)。
スコット・ハミルトンはあれはあれで結構くつろげてイイと思いましたよ。ムーディーでいいじゃないですか?私はアリです(笑)。
大福の「あま~い」話ですね。それイイかも(笑)。

投稿: いっき | 2008年6月30日 (月) 00時56分

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