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「ジャズ選曲指南」蒐集完了パーティー

「ジャズ選曲指南」蒐集完了パーティーの予定が決まりました。最近しばしば訪問させていただいているサイト http://cafemontmartre.jp/ の高野雲さんからうれしいことにお誘いがありました。

寺島さんと岩浪さんがやっている知る人ぞ知るジャズ番組「PCMジャズ喫茶」の公開収録を秋葉原でやるそうで、それをtommyさんとも一緒に見た後にジャズ喫茶「いーぐる」へ行こうということです。対立関係?(笑)にある寺島さんの番組を見てから後藤さんのところへ行くという粋な計らいです。これには乗らずにはいられません。雲さんに感謝です。

ただこの日が5/30ということなので、最後の1枚がまだ入手できていない(6/3から購入可)うちにフライングで「蒐集完了パーティー」をやることになってしまうのですが、この際細かいことは言いっこなしということにしましょう。今から楽しみです。よろしくお願いします。

P31 さて全く何のつながりもないのですが今聴きたくなって聴いているので、ビル・エバンスの『アフィニティ』(1978年rec. Warner Bros. Records)を紹介します。メンバーは、ビル・エバンス(p,el-p)、トゥーツ・シールマンス(harmonica),マーク・ジョンソン(b)、エリオット・ジグムンド(ds)、ラリー・シュナイダー(ts,ss,a-fl)です。エバンス盤の中では色物の1枚でしょうね。シールマンスのハーモニカが前面に出ているし、エバンスがエレピも弾いていますからね。

このアルバム表面はフュージョンなのですが、表向きはジャズを名のって気持ちはフュージョン見たいな現代ピアノ・トリオとは大違いです。エバンスがやるとフォーマットはどうあれジャズなんですよね。これをどういう風に説明したら良いのだろう・・・ゴメンナサイ説明できません。聴いて下さい。晩年のエバンスは聴いていて結構しんどいもの(聴き流せなずに耳がかってに研ぎ澄まされちゃうというんでしょうか?)があるんですが、これは緊張を強いられないので、初心者にもオススメだと思います。

シールマンスのハモニカとエバンスのピアノのマッチングがとってもグッドなのが聴きどころです。甘いハモニカとちょい辛のピアノ。そう言えばこの感じはエディ・ルイスのオルガンとミッシェル・ペトルチアーニのピアノにも通じるものがあります。マーク・ジョンソンのステディなベースも良いです。それに私の好きな曲「酒とバラの日々」「ブルー・イン・グリーン」(裏ジャケには「ブルー・アンド・グリーン」と誤記?)「身も心も」なんかをやっています。色物と思わずに聴いてみて下さい。手放せなくなりますよ。

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コメント

ありがとうございます!
当日はよろしくお願いします!

投稿: | 2008年5月16日 (金) 00時35分

いっきさん。こんばんは。
寺島さんと後藤さんは、特に対立関係にはないと思います(笑)。
いっきさんは良くお分かりと思いますが、ジャズを聴く姿勢と
お店のオーディオが、「何を聴くべきか」のチューニングが
違っているだけです。オイラは客の持って来たCDを喜んでかけてくれる店はキライですが・・・(笑)。客を喜ばせてあげようという気持ちは好きです。

んで、当日は前祝いであります。
正式なパーティは、その日に後藤さんと相談して決めましょう。と、思うのですがどうでしょうか?

投稿: tommy | 2008年5月16日 (金) 02時07分

雲さん。
こちらこそよろしくお願いします。

tommyさん。
後藤さんと寺島さん、私は昔からお2人とも尊敬していますよ。それからそれぞれのお店の経営方針にも敬意を表しています。私の好みは別として(笑)。

5/30は前祝なんですか?そんなに何度も祝ってもらうと私恐縮してしまいます。

投稿: いっき | 2008年5月16日 (金) 19時40分

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