レコード屋巡りその2
祝!ブログ100更新。我ながら結構頑張ったなあ。これからも応援よろしくお願い致します。
レコード屋巡りは渋谷へと移ります。6件を3時間くらいで急いで巡りました。
まずは「Face Records」 http://www.facerecords.com/shop/default.php です。ここはホーム・ページがあったので事前に確認しておきました。新入荷のページを見ていたら何枚か気になるものがあり、中でもマイルス・デイビスの「ビッチェズ・ブリュー」オリジナル盤が目を引きました。
「ビッチェズ・ブリュー」はジャズを聴き始めてすぐに買いましたが、当時はそれ程お気に入りではありませんでした。数年前に久々に聴くとやっぱり良いということになって、吉祥寺のディスクユニオンでオリジナル盤を買いました。持っていた「ビッグ・ジャズ・フージョン23」シリーズの廉価盤と音を比較すると、オリジナル盤は中高域の厚みとキレが全然良いのです。ただ盤質はいまひとつでした。2枚組みの1枚目のプチノイズが多めなのでした。
盤質の良いものがほしいなあー。渋谷のレコード店「JARO」の通販リストに新品同様コンディションのものがあったのですが、価格が\10,000だったのでためらっていたら売れてしまいました。 今回「Face Records」で見つけたものは”クリーン・コンディション”マトリックスNo.1Aで価格は\5,040。安い!これは現物を見て良ければ買いでしょっ! 余談ですが、マトリックスNo.は1枚目A面:1A、B面:1D、2枚目A面:1A、B面:1Aなのです。1枚目のB面だけは演奏が気に入らなくて差し替えられたのか?スタンパー不良とかで作り直したのか?
ということで「Face Records」へ。お店のある場所は渋谷BEAMの少し先でこの辺りは人通りが少ないです。お店へ入ると「荷物を預かります。」と声が掛かりました。お店がそれ程広くないことやゆっくりレコードを見てもらおうという配慮のようですね。ジャズのレコードはDJを意識した品揃えで、輸入中古レコード専門店です。私はこういうお店ではスピリチュアル・ジャズやフージョンを探します。レコード棚には余裕を持ってレコードが置いてあるので見やすいですね。
まずは新入荷の棚から「ビッチェズ・ブリュー」を確保し、新入荷棚とジャズ棚をひとおとりチェックしました。値段は輸入盤としてはリーズナブルだと思います。「ビッチェズ・ブリュー」なんかはジャズ専門店ならもっと高いはずです。他にリッキー・フォードやパティ・オースチンなどをチェックしつつ、「ビッチェズ・ブリュー」の盤を見せてもらうことにしました。
盤はかなりきれいなのでビックリです。でも油断できません。というのも目に見えないゴミでプチノイズが頻発するものがたまにあるからです。試聴をお願いすると快く聴かせてくれました。ノイズがない!!まさに”クリーン・コンディション”で偽りなしです。買いですね!更に”せこく”「レコードマップ」を見せて¥100引きしてもらいました。良い買い物ができました。今日は他のお店も回るので買ったのはこれだけです。このお店はホーム・ページをチェックして気に入ったものがあればまた買いに来ることにします。
次は「サム’ズ渋谷店」です。渋谷BEAM裏の角の反対側の地下1階にあります。ここは結構広くてシックなインテリアのお店でした。ブラックミュージック専門店です。メインはCDなんですが私はジャズのレコードしかチェックしませんでした。ジャズのレコードは棚4区画分で日本盤中心です。値段も適正でしょう。このくらいの量でも買いたいものは見つかります。このお店もたまに覗いてみることにしましょう。
クルセイダーズの「音楽会」(1981年rec. 日本ビクター)とシーラ・ジョーダンの「ザ・クロッシング」(1984年rec. アルファ・レコード)の2枚を買い\2,200です。 「音楽会」はNHKホールでのライブ・レコーディングで、当時の日本ファンを意識してかジョー・サンプルのソロアルバムから、「虹の楽園」「ザ・ハンター」「イン・オール・マイ・ワイルデスト・ドリームス」「カーメル」をやっています。 「ザ・クロッシング」はケニー・バロンのピアノ・トリオをバックにシーラがスインギーに歌う好アルバムです。ゲストのトム・ハレルのフリューゲル・ホーンも良いし、ハービー・シュワルツのベースとのスキャットでのデュオなどは見事です。
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