「あなんじゅぱす」のライブを観てきました
昨日東京吉祥寺の「MANDA-LA2」で「あなんじゅぱす」のライブを観てきました。今回どうして観に行こうと思ったかというと、ジャズ喫茶「いーぐる」のイベント後の打ち上げに「あなんじゅぱす」http://homepage3.nifty.com/unangepasse/を主宰するひらたよーこさんが今回の公演のチラシを持ってきたからです。「あなんじゅぱす」については「いーぐる」でも話題になっていて気になっていたし、今回はライブが日曜日だし、何よりひらたよーこさんのホンワカした雰囲気を見て歌が聴いてみたくなったのです。
昨日ちょっと井の頭公演を散歩したのですが、桜はほとんど咲いていないのに花見の人がすでに結構いました。来週は花見で大混雑でしょうね。
さて「あなんじゅぱす」のライブ、2008年春のコンサート「タンポポ咲くソングラインに沿って」。私は今まで一度も聴いたことはないので全くの初体験ということになります。まず最初に言っておきますがジャズではありませんからね。 会場のライブ・バー「MANDA-LA2」はそんなに広くないのですがお客さんは結構入っていて、椅子を出したりしての満席状態でした。お客さんの層は高齢の方から若い人までいましたが平均年齢は高めで男女半々くらいの温和そうな紳士淑女でした。あなんじゅぱすの音楽を反映していると言えるでしょう。
「あなんじゅぱす」のメンバーなどについてはプログラムを参照して下さい。主宰者であり歌手、ピアニスト、作曲者のひらたよーこさんの声なんですが、私の貧弱なイメージではアニメの声優さん風のキュートな声に聴こえました。NHK歌のお姉さん風かも?見た目のほんわかしたイメージに合ってるな~。
今回は現代詩に曲をつけて歌っているのですが、曲を後からつけた違和感みたいなものは全くありませんでした。よく考えれば先に阿久悠さんが作詞して、それに合うように都倉俊一さんが作曲するような場合に、詩の意味を汲み生かすように作曲すれば違和感がないのと同じことなんですよね。ひらたよーこさんが詩を生かすように作曲しているんですから良い歌になるのは当然なのでした。プログラムに書いてあるように「詩」が「歌」に生まれかわるのでした。その歌はフォークソングという感じです。
基本的にはフォークソングで、ある時はギルバート・オサリバン(「アローン・アゲイン」で有名なアイルランドのシンガー・ソングライター)風なニュアンスがあったり、ある時はミュージカルの一場面のようなメロディーのある語りだったり(ひらたよーこさんは劇団の俳優さんでもあるのです)という感じで歌が進んでいきました。結構重い内容の詩もあったのですが、今回のテーマ「タンポポ咲くソングラインに沿って」のとおり、春の暖かい日差しのなかを散歩しているようなほんわかした雰囲気に始終包まれていました。「ぽぱーぺぽぴぱっぷ」は楽しかったなあ。それから俳優さんだけあって声のダイナミックレンジと歌の説得力はさすがなものがありました。MCもなかなかでしたよ。
音楽監督、キーボードの只野さんのつくるサウンドはビジュアルなイメージがあり、歌をいっそう豊かなものにしていました。メディア音楽やCM音楽を多数手掛けているだけのことはありますね。ギターのサイトウさん、ドラム・コンピューターの大光さんも曲のイメージを生かすサポートをしていました。
照明が歌を盛り上げるような演出がされていたのですが、プログラムを見たら「構成」を担当する演出家(前田さん)がいたのですね。さすが俳優ひらたよーこさん、演劇がそうであるように照明にも1曲ごとにきちんと演出がされていたのです。この辺が普通のライブ・ハウスで行われるバンド・ライブとは違うところなのではないかと思います。アンコールも含め90分弱のライブでしたがすごく短く感じました。
今回のテーマもあるのでしょうが、ひらたよーこさんのホンワカした雰囲気どおりの心温まるライブでした。楽しい春の夜になりました。帰りに一番新しいCD「とおく」を買って帰りました。今回はサインはもらっていませんよ。「あなんじゅぱす」はそんなに多く活動していませんが甲府「桜座」にも来てほしいなあ。山梨の人に聴いてほしいです。
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