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マーク・ターナーあれこれ

昨日、マーク・ターナーはここのところ他人のアルバムへの参加もあまりないようだと書きましたが、そうではありませんでした。スミマセン。よく確認したら私が持っているだけでも以下の4枚がありました。他にもいくつかありそうですね。やっぱり今注目されているだけのことはありますね。

ヤコブ・ブロ(g)「パール・リバー」2007年
ビリー・ハート(ds)「カルテット」2006年
オマー・アビタル(b)「ザ・アンシェント・アート・オブ・ギビング」2006年
「ミッケル・プラウグ・グループ・フィーチャリング・マーク・ターナー」2006年

他に私が持っているマーク・ターナーが参加したアルバム(年代順)は

LTC+マーク・ターナー「Hikmet」2005年(昨日紹介)
「FLY」2004年
カート・ローゼンウィンケル(g)「ザ・ネクスト・ステップ」2001年
ジョージ・コリガン(p,key)「アンリゾルブド」1999年
マーク・ターナー「イン・ディス・ワールド」1998年(私が持っている唯一のリーダー作)

というわけで全部で9枚も持っていました。初リーダー作「YAM YAM」は中古盤を一度買ったのですが、あまりおもしろくないので売ってしまいました。今日はこれらの中から2枚紹介します。

P148 まずは、ビリー・ハートの「カルテット」(2005年rec. HIGHNOTE RECORDS)です。メンバーは、ビリー・ハート:ds、マーク・ターナー:ts、イーサン・アイヴァーソン:p、ベン・ストリート:bです。大御所ビリー・ハートのもとに注目の若手が集まって硬派なジャズをやっています。でも決して難解なことはやっていません。重厚なアルバムで聴き応えは相当なものです。

マーク・ターナーはおおらかにプレーしているように感じますが、ピアノとドラムに煽られてなかなか気合の入った良い演奏をしています。イーサン・アイヴァーソンはご存知のように「ザ・バッド・プラス」のピアニストですが、ここでは流れを見ながら良い塩梅のトンガリ具合になっています。まあ鍵盤「ガーンッ」もあるんですけど浮いてしまうことはないです。ベン・ストリートはピアノとドラムが暴れても動ぜず根元をガッチリ支えるベースを弾きます。ビリー・ハートは強力な若手に負けることなくガンガン煽り、演奏をドライブさせるところが素敵ですね。

P149 次はオマール・アビタルの「ザ・アンシェント・アート・オブ・ギビング」(2006年rec. smalls RECORDS)です。メンバーは、オマー・アヴィタル:b、マーク・ターナー:ts、アビシャイ・コーエン:tp、アーロン・ゴールドバーグ:p、アリ・ジャクソン:dsです。このメンバー、ニューヨークの若手実力派が終結した感があります。ニューヨーク「ファット・キャット」でのライブ録音です。

マーク・ターナーとアビシャイ・コーエンは気合入りまくりですね。アーロン・ゴールドバーグもきれいなフレーズもありつつガンガン弾きます。このピアニストの実力を再認識しました。アリ・ジャクソンの煽りがなかなか強力です。アヴィタルのゴリゴリ強靭なベースも凄いです。凄いとしか表現できない自分が情けない・・・。スピリチュアルな雰囲気も漂いつつ適度に和む空気も感じられる演奏になっています。良いライブですね。ニューヨークではこんな演奏が毎夜どこかでされているのでしょうか?こんなライブを観てみたいです。

マーク・ターナー、やっぱ凄いわ!この人。 
この2枚を続けて聴くとさすがに疲れますね。濃いんです。

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