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「いーぐる」イベント後の打ち上げ

「いーぐる」のイベント終了後、私と同じく「ジャズ選曲指南」掲載のアルバムのコンプリート収集を目指しているtommyさんと話をしていると、後藤さんから打ち上げ参加のお誘いがあったので、参加させていただくことにしました。

ジャズ喫茶「いーぐる」の後藤さんは、私にとっては愛読しているいろいろな著書を書いている「先生」でもあるわけで、話をするとなるとどうしても緊張してしまうのです。過去にも何度か少しは話をしていて、今回が初めてではないんですが・・・。まず断っておきますが、著書や発言から後藤さんは強面のイメージがあるかもしれませんが、決してそんなことはなく優しく温和な方です。というわけで勝手に私が緊張しているだけなのです。

打ち上げに参加する方々も、今回のイベントを主催された音楽評論家の村田康司さんをはじめとして、ジャス批評に批評文を書いていた方やリバーサイド・レーベルのコレクターで今度本を出版される方など、私にとってはジャズの先生と呼ぶべき人達なので、やっぱり少々恐縮してしまうのでした。

私が「ジャズ選曲指南」のアルバムの収集をしているということを、後藤さんがうれしく思ってくれていることは、とてもありがたいことだと思っています。まあ私みたいなやつが打ち上げに参加するのもよしとしてもらいましょう。私はほとんど話を聞くほうにまわっていました。あのメンバーに対して自分のジャズ論を言うというのもなかなか難しいです。

プチ情報ですが、今後藤さんは退職後にジャズ喫茶を開店するようなオヤジ向けに1000枚を載せたガイド本を執筆中らしいです。この1000枚は普段お店でかけているものだそうで、本来ジャズ喫茶にとってお店での選曲は企業秘密なのに、今回はそれを開示してしまうらしいです。ちょっと大げさですがマイクロソフトがソフト技術を公開することにしたのと同じことかな?

途中、詩や短歌に後から曲を付けて歌うグループ「あなんじゅぱす」のリーダーであり作曲家のひらたよーこさんが公演チラシを持ってきました。「いーぐる」のホームページで知ってはいましたが、今までコンサートに行ったことはありません。ひらたよーこさんはとてもキュートで優しそうな方で、この方が歌うのならきっと気持ちのよい歌になるだろうと思えたので、今度の3月23日(日)の吉祥寺「MANDA-LA2」に行ってみようかと思っています。http://homepage3.nifty.com/unangepasse/

さてお店でしばらく飲んだあと、近所の福翔飯店で食事をしながら本格的な打ち上げに入ったわけですが、いろいろな話題が出ておもしろいものでした。私はそんなに飲むつもりはなかったのですが、生ビールを中ジョッキで2杯飲んでしまいました。餃子他料理もおいしかったですよ。ちなみにここのお代は割りかんですからね。

その後さらにお店に戻ってワインを2杯ほどごちそうになってしまいました。そこで後藤さんから私の年齢を聞かれたので、菊地成孔(ジャズ・ミュージシャン)と同期だというと、もっと年上に見られていたみたいです。ちょっとショック。なんでも落着いて見えるらしいです。私に言わせれば、あそこにいるメンバーが年齢にしてはヤンチャなんだと思いますが・・・。そんなんで午前0時近くになり、私は退散。でも後藤さん達はまだ議論が続いていくようでした。翌日はお店がお休みですがいったい何時まで・・・。

そうそう打ち上げ中にお店でかかっていたものはというと、
リッキー・フォード「テナー・フォー・ザ・タイムス」、ジャン・ポール・ボウレリ「?」、チャールズ・ミンガス「チェンジズ・ワン」、ボビー・ハッチャーソン「ウン・ポコ・ロコ」、ハンク・モブレー「モブレイズ・メッセージ」、マイルス・デイビス「ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン」などなど
やっぱり多彩ですね。

P120 ということで、ボビー・ハッチャーソンの「ウン・ポコ・ロコ」(1980年、コロンビア)を紹介しておきましょう。メンバーは、ボビー・ハッチャーソン:vib,marimba、ジョン・アバークロンビー:el-g,ac-g、ジョージ・ケイブルス:el-p,ac-p、チャック・ドマニコ:el-b,ac-b、ピーター・アースキン:ds,perです。ジャケットがとんでもないしろものです。こんなんでは誰も買いませんよ。

P121_2 内容はメンバーからだいたい想像がつくと思いますがフュージョン系です。ヴァイブ・リーダーでアースキンがドラムということから「ステップス」に通じるものがあります。A面1曲目はこのアルバムで一番キャッチーな曲ですね。ハッチャーソン、アバークロンビー、ケイブルスともにソロはさわやか~です。アート・ファーマー&ジム・ホールのマイク・マイニエリ、スティーブ・ガット参加の「ビッグ・ブルース」(これも良いです)に近い感じです。2曲目はバラードでアバークロンビーのアコギが哀愁を漂わします。3曲目はパウエルの「ウン・ポコ・ロコ」ですよ!このバップ曲を見事なフージョン・ナンバーにしちゃってます。テーマが終わってソロに入るとハッチャーソンはマリンバを弾きますが暖かい音とクールなフレーズのマッチングが何とも良い感じです。この部分はサンバ・リズムなんですが、アースキンにこういうリズムを叩かせると本当に上手い、軽やかなんですがぐいぐい引っ張っていきます。B面はA面よりアコースティックで硬派なところが「ステップス」に近い感じですが、ハッチャーソンのヴァイブはこちらのほうが味わえます。

今日はちょっと長文になっちゃいました。

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