「ジャズ選曲指南」の話題
前に書いたとおり、私は「ジャズ選曲指南」に紹介されているアルバムを集めているのですが、昨日ジャズ喫茶「いーぐる」後藤さんのBloghttp://www.02.246.ne.jp/~unamas/eagle.htmlの記事から、同じことをやっている方がいることを知りました。やっぱりいるんですね、同じようなことを考える人が。その方とはTommyさんという方で、3月20日に沖縄で「Scott LaFaro」というジャズ喫茶を開店するとのことで今準備をしています。その準備の一環として「ジャズ選曲指南」掲載アルバムを1ヶ月前から集めていて、早くも残り11枚になったとのことです。TommyさんのBiogはhttp://ameblo.jp/tommy-tdo/です。
ちなみに私の投稿名は「ikkizilla」=ikki(いっき)+zilla(ゴジラ:Godzillaのzilla)です。
私はと言えば、後藤さんのBlogでのやりとりから、残り2枚のうちの1枚ウエス・モンゴメリーの「ストレッチング・アウト・ライブ・イン65」(boot盤)に相当するCDがわかり、早速Amazonで注文したところです。ただ海外からの発送なので到着までに3~5週間かかります。ということでリーチがかかり、最後の1枚は「パー”テキサス”ヨハンソン」。これ「ジャズ選曲指南」の最後に紹介されているアルバムなんです。
今日は「ジャズ選曲指南」のアルバム集めの紆余曲折から、最初CDを買ってレコードに買い替えた4枚を紹介します。なぜ買い替えたかと言えば、50、60年代はできるだけLPで収集するという自己ルールからです。
まずはサム・リバースの「コンツアーズ」(メンバーなどは省略)です。サム・リバースとフレディ・ハバードの硬派な演奏が聴ける新主流派の好盤です。これは中古レコードを探していたのですが見つからず、やむなく輸入盤CDを買いました。その後、新宿ディスクユニオンの「ブルーノート廃盤セール」でオリジナル・モノラル盤を見つけたので、少々高かったのですが思い切って買いました。買う時に盤状態を目視のうえ頭のところを少し試聴してO.K.と思い買ったのですが・・・、家に帰って聴いてみるとA面1曲目の途中で数秒間「ザー」という大きなノイズが3周ほどあったのです。盤をよく見たところ完全に溝を傷めています。クレームを付けて返品しようかとも考えたのですが面倒なのでそのままです。今は国内盤かオリジナル・ステレオ盤の安めのレコードを探しています。
次はホレス・シルバーの「ザ・ケイプ・ヴァーディーン・ブルース」(メンバーなどは省略)です。フロントはウディ・ショウ、ジョー・ヘンダーソンの2管で、ホレスのファンキーとクールな2管がうまくブレンドされた好盤ですね。私はフロント2人のコンビが好きなので結構愛聴しています。これは最初東芝の廉価CDを買ったのですが、自己ルールに従い日本盤のレコードに買いなおしました。でもこのレコードがCDと比較して何とも元気がない音だったうえ、フロント2管の配置がCDと逆なんですよ。欲求不満でいると吉祥寺ディスクユニオンで安めのオリジナル・ステレオ盤が見かり、その時は中古盤10%OFFだったので買ってしましました。これは盤のコンディションもまあまあ良く、音に元気が戻り、フロント2管の配置もCDと同じでやっと気分が晴れました。
次はアート・ブレイキーの「ア・ジャズ・メッセージ」(1963年、Impulse)です。メンバーは、ソニー・スティット:as,ts、マッコイ・タイナー:p、アート・デイビス:b、アート・ブレイキー:dsです。この組合せは異色です。ジャズを長く聴いている人ほど思いつかない組合せです。この盤はほとんど知られていないと思いますが、ソニー・スティット以下好演していて良いアルバムです。これはなかなか見つかりませんでしたが中古CDが見つかったので買いました。CDを買ってしばらくすると今度は日本盤レコードが現れました。不人気盤なのでしょう、安価だったので迷わず買いです。
最後はデューク・エリントンとジョニー・ホッジスの「バック・トゥ・バック」(1959年、Verve、メンバーは省略)です。フロントのジョニー・ホッジスとハリー・エディソン両スウィングの巨人と説明不要デューク・エリントンの技を味わう名盤です。これもなかなか見つかりませんでした。最初コンディションがまあまあの中古レコードが見つかったのですが手を出さず、しばらくして中古CDを見つけて買いました。それからしばらくするとまた日本盤レコードが現れましたので買いました。これはそこそこ人気があるんですね、CD・レコード共に相応の価格でした。
なお以上4枚のCDはディスクユニオンの買取に出しました。
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