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お店で聴いて購入した2枚

ディスクユニオンなどへ行くと店頭でCDがかかっています。店員さんが新作やオススメのCDをかけているのですが、気に入ってついつい購入してしまう場合があります。お店ではよく聴こえたのにいざ買って帰って聴いてみると今一なんていうのもままあります。私の場合は新宿ディスクユニオン・ジャズ館でかかっているものの中に気に入るものがありますが、吉祥寺ディスクユニオン・ジャズ&クラシック館はもうひとつピンと来ないんですよね。そんなCDを2枚紹介します。

P115 まずはベニー・ライド「ファインディングス」(2007年、CONCORD)です。メンバーは、ベニー・ライド:as,key,vo、リチャード・パドン:g、アーロン・ゴールドバーグ:p,rhodes、リューベン・ロジャース:b、アントニオ・サンチェス:ds、ジェフ・テイラー:vo、ライアン・フィッチ:perです。なかなか豪華メンバーでしょう。ベニー・ライドは多数のグループに加わり大活躍の新進アルト奏者らしいです。それでこれがファースト・リーダー・アルバムです。

P116 ジャケットは抽象的でなんだか良くわかりません。ライナーノーツの裏になかなかカッコイイ写真がありました。写真を載せておきますが、こっちをジャケットにしたほうが良いと思いませんか?ベニー・ライド、若くてなかなかいけてるじゃないですか。

これ内容がおもしろいんですよ。ひとことで言うとパット・メセニー・グループ(PMG)のブラジル路線サウンドそのものといった感じです。アントニオ・サンチェスがドラムを叩いているのでよけいにそう感じます。PMGと違うのはアルト・サックスがソロをとっているところです。このアルトがかなり気持ち良いんですよ。PMGサウンドがこんなにアルトに合うとは思いませんでした。

でもこのアルバム単にPMGサウンドのまねだけで片付けられないものがあります。PMGより都会的でスタイリッシュなコンテンポラリー・サウンドに仕上がっています。まあ軽いと言えば軽いとも言えますが爽やかで気持ちが良いのです。曲も全て自作でメロディアス、アレンジもよくできています。ベニー・ライド、いや~なかなかのセンスの持ち主だと思います。これ朝目覚めに聴くと爽快だと思いますよ。コンコード・レーベルからこういうのが出るというのも以外な感じです。私最近これを愛聴しています。

P117 次はエド・ニューマイスターの「ニュー・スタンダーズ」(2001年rec. MiesteroMusic)です。メンバーは、エド・ニューマイスター:tb、フリッツ・パウアー:p、ドリュー・グレス:b、ジョン・ホレンベック:dsです。N.Y.の実力派で固めらたワン・ホーン・カルテットです。2006年に同メンバーによる「リフレクション」が出ていますが、私はまだ未購入です。

1曲目の「テイク・ジ・”A”・トレイン」はかなり凝ったアレンジになっていますが、このメンバーですからびしっと決まります。トロンボーン・ソロに入るとエドがテクニシャンであることがわかります。続くフリッツ・パウアーのピアノ・ソロも良いですね。 そして2曲目がジョンスコの「ピックス&パンズ」です。これを店頭で聴いて即買いを決めました。ジョンスコ以外がこの曲をやってるのを始めて聴きましたし未だにこれ以外聴いたことはありません。この曲大好きなのですが、エドのトロンボーン・ソロがとにかくカッコ良くきまっています。この曲は意外とトロンボーンに合いますね。良いです! 4曲目の「ザ・ピーコックス」は消音器を使ってワウワウを効かせての演奏なんですが、怪しげでけだるい感じがなかなかおもしろいですね。 6曲目は「スピーク・ロー」ですがこれもちょっと変わったアレンジで楽しめます。 他にエドの自作曲もなかなか良い出来です。このアルバムは新感覚派のバップ・ジャズとして保守派の方にも安心してオススメできると思います。

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