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スリー・ブラインド・マイスの3枚

音が気に入ってスリー・ブラインド・マイス・レーベルのレコードを集めたという話を書きましたが、今日はその中のお気に入り3枚を紹介します。

P68 まず松本英彦の「サンバ・デ・サン」(1973年)。メンバーは、松本英彦:ts、市川秀男:p、水橋孝:b、関根英雄:dsです。 A面タイトル曲「サンバ・デ・サン」は松本のオリジナルで、軽快なサンバのリズムに乗って松本がテナー・サックスをバリバリ吹きまくる、とにかく気持ちの良い曲です。松本に続いてピアノ・ベース・ドラムスがソロを取りますが、いづれもダイナミックに決めてくれます。 次の「ステラ・バイ・スターライト」はミディアム・テンポで演奏され、これまた松本がバリバリとソロをとり、ピアノ・ベース・ドラムスがダイナミックに盛り上げる楽しいものです。

P69 次は土岐英史(土岐麻子voのお父さん)の「土岐英史カルテット”トキ”」(1975年)。メンバーは土岐英史:ss,as、渡辺香津美:g、井野信義:b、スティーブ・ジャクソン:dsです。これは土岐のファースト・アルバムです。 A面「ララバイ・フォー・ザ・ガール」は土岐のオリジナルのワルツ曲で、ソプラノ・サックスを吹いています。コルトレーン・ライクなところもありますが、フレーズはコルトレーンほどうねうねせず、ナチュラルで美しくかつパワーも感じさせるものです。ソロのバックでは渡辺がカッコイイコードをつけています。続く渡辺のソロもブルージーながらスマートなもので、テクニックはやはり凄いものがありますね。スティーブ・ジャクソンもうねりのあるドラミングで好サポートをしています。 次の曲「ダークネス」も土岐のオリジナルで、土岐はアルト・サックスに持ち替え、都会の夜を感じさせるバラードを淡々と美しく吹いていきます。渡辺のバッキングがやっぱり良いです。 このアルバムは一押しです。

P70 最後は福村博の「モーニング・フライト」(1973年)です。メンバーは、福村博:tb、向井滋春:tb、田村博:p、岡田勉:b、守新冶:dsです。このアルバムは福村と向井の2人のトロンボーン奏者の演奏が聴きどころです。福村はとにかく豪快にバリバリ吹くところが気持ち良いです。対する向井はテクニカルかつスムーズに吹いて好対照をなします。 A面タイトル曲「モーニング・フライト」は向井のオリジナルで、ミディアム・テンポのおおらかな曲です。両者の特徴が良くでたソロをとります。リズム陣も好サポートです。 次の「イマジネーション作品1番」は福村のオリジナル・バラード曲で、福村のワン・ホーンで演奏され、ゆったりおおらかなソロが快適です。

今回いづれもB面は紹介していませんが、皆さんが聴いた時のお楽しみということで・・・。ではこのへんでおしまい。

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