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ジャズ選曲指南からオークションで見つけた2枚。

前にジャズ喫茶「いーぐる」マスター後藤氏著「ジャズ選曲指南」掲載アルバムをいろんな方法で集めたという事を書きましたが、今日はネット・オークションで見つけた2枚を紹介します。ネット・オークションと言っても「Yahoo!」ではなく、ディスクユニオンが主催する「ミュージック・フィールド」のほうです。

P61 まずベニー・ベイリーの「ハウ・ディープ・キャン・ユー・ゴー」(1976年、EMI HARVEST)。メンバーは、ベニー・ベイリー:flh,tp、ベルント・ローゼングレン:ts,fl、ラース・ショーステン:p、レッド・ミッチェル:b、トルビヨルン・ハルトクランツ:b、リース・ウェナーストローム:dsです。 これはディスクユニオンからの出品で、結構希少盤らしくそれなりの価格でした。入札者は私一人でした。

内容はアメリカからヨーロッパに渡って活動していたベイリーのストレートだが哀愁ただようトランペットが楽しめるものです。ローゼングレンはテナーとフルートでなかなかしっかりプレーしています。ミッチェルの深みのあるベースも良い味を出しています。全体的にはヨーロッパ盤共通の異国情緒が漂うものですね。コードの選び方とかがアメリカのブルージーなものとは違うということなのかなあ?私は楽器をやらないのでそういうことがよくわからないのですが・・・。

P62 次にチャールズ・サリヴァンの「リ・エントリー」(1976年、TRIO/WHYNOT)。メンバーは、チャールズ・サリヴァン:tp、ルネ・マクリーン:as,ts、ケニー・バロン:p、バスター・ウィリアムス:b、ビリー・ハート:dsです。これ日本制作(悠雅彦さん)です。これもディスクユニオンからの出品で、入札者は私一人でした。この辺のマイナー盤って、やっぱり人気がないんですね~。

内容はこのメンツですから悪いはずがありません。アップ・テンポな曲ではサリバンがトランペットをバリバリ吹きまくり、スローな曲では淡々と充実したソロをとり心にうったえてきます。B面ではルネ・マクリーン(ジャッキー・マクリーンの息子ですね)も頑張っています。リズム陣は当然ながらいい仕事をきっちりしています。

70、80年代は中堅どころが集まって吹き込んだ上記のような好盤が山程あるんですが、今はなかなかメディアで紹介されないですね。細々とジャズ喫茶界隈から発信される情報を小まめにチェックするしかないです。今の人達が昔ながらのフォーマットでやっているのはどこかクールになってしまうんですが、当時のものはとにかく熱気とパワーに溢れていて、私は好きなんですよね。

東京中野新橋のジャズ喫茶「ジニアス」に行く時は、70、80年代の隠れ名盤チェックを目当てにしています。ジャズ喫茶「ジニアス」の話はいずれまた。

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