今日のレコード・ハント
今日はレコード・ハントに行ってきたので報告します。
ディスクユニオン御茶ノ水ジャズ館で「年末US廃盤LPセ-ル」があったので行ってきました。事前に届いたセールのメールの中から、レッド・ガーランド「グルービー」、ロイ・ヘインズ「ウィ・スリー」、エリック・ドルフィー「アウト・ワード・バウンド」、ジョニー・グリフィン「スタジオ・ジャズ・パーティ」などをリストアップしておきました。メールには価格が出ていないので私の出資可能額かどうかは不明なんですけどね。
朝ちょっと用事があったので出発が遅れてしまったため(あまり早く行くと店が混雑しているのでそれを避けたというのもあるのですが)、お店についたら上記のものはひとつもありませんでした。さてめぼしいものは、エディ・コスタ「ガイズ・アンド・ガールズ・ライク・バイブス」、リー・モーガン「ヒアーズ・リー・モーガン」、レッド・ロドニー「レッド・ロドニー・リターンズ」(いづれも1万¥+α)など、全部買いたいんだけど、私に買えるのは1枚だけ・・・さてどうしようかな~。
まず「ヒアーズ・リー・モーガン」はステレオ盤なのでヤメ。「ガイズ・アンド・ガールズ・ライク・バイブス」は試聴したら(お店の人がかけるのが混んでいたので自分でかける試聴機で試聴、ヘッドフォンで聴くやつで好きなところを聴ける)、A面1曲目にかなりパチパチノイズ、他はまあまあだったのに・・・1曲目がN.G.はナシ。「レッド・ロドニー・リターンズ」はA面頭をお店の人にかけてもらって試聴(スピーカーで聴く)、お!結構ノイズがない。ということでこれに決定。ちなみにお店の盤質表示はどれもA/Bです。
ところが自宅で聴いてみると、あれ?結構パチパチノイズがある。お店の周囲雑音が多いところでの試聴ではよくわからないんだね~。まあいいか。さて、持っている国内盤との音質比較はいかに?あれ国内盤のほうがカッティング・レベルが高いぞ。国内盤も結構良い音だと思っていたので、オリジナル盤はさぞかしと期待していたんだけどなあ。そこでレベルを補正して聴きなおしてみることにした。国内盤は帯域の上下の低下を補正したHiFi調。オリジナル盤は中域が充実した濃密な音。こっちで良いのだ。オリジナル盤には単なるHiFi調とは別の良さがあるんですよね。
他にもいくつか国内盤を買ったのですがその中からデニー・ザイトリン「カセクシス」。これかなり前から状態の良いLPを探していてやっと見つけました。ジャケットに「ユニーク・エキサイティング・ジャズ・ピアノ」と書いてありますが、今聴くとこの手のピアノ・トリオはごく普通です。エバンス派のクール美メロ系ピアノ。派手さはありませんが聴けば納得のピアノ・トリオです。1964年の録音。最近この手のピアノ・トリオは何か薄っぺらいのが多いですよね。
さて話題かわって、レコード・ハントのあと下北沢のジャズ喫茶「マサコ」へ行ってきました。ここは店員さんが全て女性なんです。ここにちょっとエキゾチックなファッションのカワイイ店員さんがいるんですが、ある時ジャコ・パストリアスのCDがかかっていて、見たことがなかったので(私ジャコのCDをかなり持っています)、その店員さんにお願いしてケースを見せてもらったんです。そしたらその店員さん「私もジャコが好き」と言うんでジャコについて少し話しをしたんです。それとジョン・スコフィールドのCDをリクエストしたら覚えていてくれて、その後お店に行った時にジョン・スコフィールドのCDをかけてくれたりしたんです。行くといつもその店員さんがにっこり挨拶をしてくれるのでオジサンは気分が良いのです。
さて音のほうはというとちょっとモッサリ気味かな。あと選曲がおもしろい、普通のジャズ喫茶のイメージとはちょっと違う曲がかかるんです。まあ下北沢のイメージには合っている気がしますけどね。
今日はかの店員さんはお休みでもう少しお姉さんな店員さんがいました。この店員さんも下北沢に合うファッションです。会計の時にかかったCD、LPのことを少し話すのですが、いつも軽くいなされてしまいます。それも楽しんじゃうんですけどね。
今日はこんなところでおしまし。日に日に長文化してる?
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